東京・六本木のスヌーピーミュージアム最後の展覧会「FRIENDSHIP IN PEANUTS ともだちは、みんな、ここにいる。」が、2018年4月21日(土)から9月24日(月・祝)まで開催される。
2016年4月に開館、約95万人の来場者を動員したスヌーピーミュージアムも、2018年9月に予定の期間を終え、いよいよ閉館を迎える。
フィナーレを飾る最後の展覧会は、「ともだちは、みんな、ここにいる。」をテーマに、約50年間に渡って描かれ続けたピーナッツの歴史そのものでもある、ピーナッツ・ギャングが織りなす様々な関係性にフィーチャー。友情にまつわるエピソードをメインに、最終回のために厳選された約80点の原画でその歴史を振り返る。
また、シュルツ美術館の“宝”ともいわれる、同館が所蔵する最古の「ピーナッツ」原画が再び来日。1950年10月2日に連載が始まって約2ヶ月後に描かれたスヌーピーとチャーリー・ブラウンのエピソードで、2013年開催の「スヌーピー展」以来2度目の来日となる。
エントランスホールで迎えてくれるのは、最終回のために特別に用意されたスヌーピーたちと一緒に写真が撮れるレンガ壁のフォトスポットだ。
その隣にはオープン記念展でも展示された、4,452枚ものコミックでスヌーピーとチャーリー・ブラウンを表現したモザイクアート「3Dピーナッツ」も登場する。
オープニングシアターを抜けると、貴重なコミックの原画をはじめ、アニメーションのセル画など約100点が並ぶギャラリーへ。かみあわない友達、仲の良い兄弟、動物や建物、植物との友情...といった友達同士の関係性を、レンガをイメージしたカラフルな壁をバックに紹介していく。
「チャーリー・ブラウンとスヌーピー ともだちは、ずっと、ここにいる」では、一緒に近所を散歩をしたり、隣あって眠ったり...飼い主と飼い犬という関係でありながら、お互いを認め合う1人と1匹の姿を紹介する。実は不安に押しつぶされそうで時々しょげるチャーリー・ブラウンと、それとは反対にやる気満々で自由なスヌーピーは、原作者であるチャールズ・シュルツの人格の対照的な側面を反映して生み出されたというエピソードも。
また原画だけでなく、アニメーション『スヌーピーの大冒険』の動画上映や、操り人形やパペットなどのヴィンテージグッズも展開される。