『市民ケーン』撮影準備中のオーソン・ウェルズ
オーソン・ウェルズの回顧上映が京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで開催。期間は、2015年10月23日(金)から11月8日(日)まで。
ハリウッドを代表する映画監督であり脚本家、そして俳優であるオーソン・ウェルズ。彼の生誕100周年を記念し、第28回東京国際映画祭クラシック特集として開催されるのが本イベントだ。
1941年に『市民ケーン』で衝撃的なデビューを飾り、世界の映画史に多くの伝説を残した”天才“であるウェルズ。
特集では、ミュンヘン映画博物館の協力を得て、『市民ケーン』などの代表作を上映。生誕100周年という節目の年に、“まだ誰も知らないウェルズ”に迫る。
■オーソン・ウェルズ プロフィール
1915年生まれ。1938年、H・G・ウェルズ『宇宙戦争』を原作とした主宰劇団のラジオドラマで、全米にセンセーションを起こす。映画デビュー作『市民ケーン』も、批評家の絶賛に迎えられるが、次作『偉大なるアンバーソン家の人々』以後、不本意な形での公開、製作中止などに次々見舞われる「呪われた映画作家」のひとりとなる。だが残された作品は、いずれも強烈な個性が刻印され、観る者を刺激してやまない。国際派俳優としても活躍し、1985年没。
【概要】
生誕100周年 オーソン・ウェルズ特集(仮称)
日時:2015年10月23日(金)〜11月8日(日)
※月曜休館
場所:東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール
住所:東京都中央区京橋3-7-6