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銀座メゾンエルメスで、モニカ・ソスノフスカの日本初個展 - 脱機能化した新たな建築を表現

銀座メゾンエルメスで、モニカ・ソスノフスカの日本初個展 -  脱機能化した新たな建築を表現 | 写真
1:1 ┃ 2007

エルメス(HERMÈS)は2015年1月20日(火)から3月31日(火)までの期間中、銀座メゾンエルメス フォーラムにて、ワルシャワを拠点に活動するアーティストであるモニカ・ソスノフスカの展覧会を開催。

ソスノフスカは、社会主義のもとで権力の象徴を意味した当時の建築や、公共の施設などが壊されていく様を日常生活の中で目の当たりしてきた。壮大なスケールで展開される彼女の彫刻やインスタレーションのモチーフは、実在の建築だ。

銀座メゾンエルメスで、モニカ・ソスノフスカの日本初個展 -  脱機能化した新たな建築を表現 | 写真 銀座メゾンエルメスで、モニカ・ソスノフスカの日本初個展 -  脱機能化した新たな建築を表現 | 写真
左) Stairway ┃ 2010 Photo: Jens Ziehe
右) Model of Gate ┃ 2014 Photo: Marcelina Sosnowska

本来の機能を失い、崩壊と放棄の過程をたどりながら新しい建築へと移りゆく姿や、その建築の壁、階段、ファサード、窓、廊下などのディテールを断片的に取り出し、その造形をユニークな彫刻としての言語に置き換えていく。

日本での初の個展となる本展覧会では、個人宅の「ゲート」を題材に新作を発表。通りから住まいを隔てる「ゲート」を、ここでは個人にも都市にも属さない中立的な形で表現する。

主にスチールを使用し、工業的なプロセスで生み出され、その後曲げられ、ねじられ、歪んだ形のまま、機能をもたずに佇む造形としての「ゲート」は、本来の機能からはリタイアしたものでありながら見る者に力強く迫る。

■モニカ・ソスノフスカ
1972年、ポーランド生まれ。ワルシャワ在住。60年代にワルシャワで盛んであった前衛芸術に大きな影響を受け、また共産主義の崩壊を祖国にて経験。モダニズムに代表される過去の歴史とその現代における変容にインスピレーションを受けて作品を制作している。

銀座メゾンエルメスで、モニカ・ソスノフスカの日本初個展 -  脱機能化した新たな建築を表現 | 写真
The Ruin ┃ 2005

【イベント詳細】
「ゲート」 モニカ・ソスノフスカ展
会期: 2015年1月20日(火)~3月31日(火)  ※会期中無休。
時間:月~土曜 11:00~20:00 (最終入場19:30) 日曜 11:00~19:00(最終入場18:30)
入場料:無料
会場: 銀座メゾンエルメス フォーラム
住所:東京都中央区銀座5-4-1 8階

【問い合せ先】
エルメス ジャポン
TEL: 03-3569-3300

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