カルティエ(Cartier)は、メゾンのアイコン「パンテール」の歴史とクリエーションを体感する没入型イベント「イントゥ ザ ワイルド(INTO THE WILD)」を2025年10月22日(水)から11月3日(月・祝)まで開催する。入場は事前予約制。
2025年9月19日(金)にカルティエ 銀座4丁目ブティックがオープンしたことに伴い、2026年以降のリニューアルオープンまでイベントスペース「メゾン ドゥ パンテール(Maison de Panthère)」として機能することとなったカルティエ 銀座2丁目ブティック。その皮切りとなる今回のイベント「イントゥ ザ ワイルド」では、「パンテール」の誕生から現代に至るまでの歴史、大胆なデザイン、卓越した職人技を多様な演出を通して体験することができる。
「パンテール」とは、カルティエのアイコニックなモチーフとして採用されている豹のモチーフ。豹のしなやかさと力強さ、そして人々を引き付ける優雅さはメゾンの精神を体現している。まず会場では、その「パンテール」の歴史を辿ることから始まる。1914年に初めて登場してから現代に至るまでの100年以上の軌跡を、映像とともに紹介する。
次に「パンテール」の歴史を語る上で欠かせないジャンヌ・トゥーサンにフォーカス。1930年代から約40年にわたってクリエイティブディレクターを務め、「パンテール」をカルティエのアイコンに昇華させたジャンヌ・トゥーサンのオフィスを会場で再現し、彼女にまつわる物語を映像を映し出す。「パンテール」の精神とリンクする彼女の“孤高の美と気高さ”を感じられるはずだ。
「パンテール」のデザインとクリエーションを体験できるエリアも展開。「パンテール」のクリエーションを形成する“ナチュラリスト”、“グラフィック”、“アブストラクト” という3つのデザインコードのもと製作された作品を展示する。また、「パンテール」が実際に完成するまで、デザイナー、彫刻職人、ジュエリー職人、研磨職人ら様々な職人たちの手を経てハイジュエリーへと昇華させる軌跡も紹介する。
“野性的な動物”と意味する「ワイルド ファウナ」と題した空間では、「パンテール」のみならず、さまざまな動物たちをモチーフにしたカルティエのジュエリーを展示する。時に写実的、またある時は抽象的に表現されるジュエリーの数々は、思わず時を忘れて見とれるほどに美しい。
会場内のシアタールームでは、「パンテール」をテーマとするメゾン初のアニメーション作品『ラ パンテール ドゥ カルティエ(LA PANTHÈRE DE CARTIER)』を上映する。
Free Spirit(自由な精神)、Individuality(個性)、Beauty(普遍的な美しさ)というカルティエの精神を表現した本作。「20世紀少年」などを手掛ける漫画家・浦沢直樹がクリエイティブパートナー、人気アニメを手掛けてきたProduction I.Gがアニメーション制作を手掛けた。声の出演には高畑充希、清原果耶、山口智子、渡辺謙らを起用している。会場では、浦沢直樹によるキャラクター原案やイメージボードを特別に展示し、インタビュー動画も公開する。
「パンテール」の世界に浸ったあとは、実際にタッチ&トライを。ジュエリーはもちろんのこと、ウォッチ、レザーグッズ、アクセサリーまでを幅広く取り揃える。
なお、会場のオーディオガイドは、『ラ パンテール ドゥ カルティエ』にも出演した俳優の山口智子と、Kis-My-Ft2の玉森裕太がナレーターとして参加。2人の声が来場者を「パンテール」の世界へと誘う。
【詳細】
イントゥ ザ ワイルド(INTO THE WILD)
期間:2025年10月22日(水)~11月3日(月・祝)
営業時間:11:00~20:00(19:00最終入場)
場所:メゾン ドゥ パンテール
住所:東京都中央区銀座2丁目6-12 カルティエ 銀座2丁目ブティック
入場料:無料
※予約制。カルティエ LINE公式スペシャルサイトにて来場日時を予約。