映画『天文館探偵物語』が、2025年11月21日(金)に鹿児島県にて先行公開された後、12月5日(金)より全国公開される。主演は、timeleszの寺西拓人。

鹿児島の繁華街・天文館が舞台の探偵物語

『天文館探偵物語』は名前の通り、南九州一の繁華街である鹿児島・天文館の探偵たちを描いた映画。困ってる人たちを見過ごせず、人情に厚い主人公・蓮は探偵業を営んでいる。訳ありのシングルマザーに手を差し伸べたことをきっかけに、相棒の健斗と共に天文館界隈をめぐる再開発問題に巻き込まれていく。スリルとアクションが絡み合いながら、あたたかな感動を誘うストーリーだ。

timelesz・寺西拓人が映画初主演

主人公・宇佐美蓮役に映画初主演となる寺西拓人。Netflix番組「timelesz project -AUDITION-」の直前まで本作の撮影に挑み、その後華々しいデビューを飾った。

シングルマザー・橋口凪に大原優乃、蓮の相棒・健斗に肥後遼太郎が抜擢。蓮たちと対立する政治家の息子・板倉靖幸役に室龍太、凪の息子の誘拐犯・蒲生清彦役に高田翔、凪の兄で医者の橋口拓海役は原嘉孝ら、寺西と演劇ユニットを組んでいた盟友が脇を固める。

さらに蒲生と誘拐を企てるヤクザ・吉田三郎には西田聖志郎、蓮たちが世話になるバー兼託児所のオーナー・有村悠一郎役には新名真郎が出演。加えて、大物政治家の秘書・大森渉にSHIGETORA、その大物政治家・板倉雄馬を西岡德馬が扮し、作品に重厚感を添えている。

映画『天文館探偵物語』あらすじ

夏の「祇園祭(おぎおんさぁ)」の熱気に包まれる中、探偵・宇佐見蓮は相棒の山下健斗と共にタモ網片手に今日も今日とて亀探し…。そんな折、スリを働いたシングルマザー・凪と出会い、6歳の息子・翔真を抱え、DV夫から逃げてきたと言う。蓮と健斗は自分を育ててくれたバー兼託児所を紹介し迎え入れるが、安心したのもつかの間、翔真の誘拐事件が起きる。凪は、地方創生担当大臣・板倉雄馬の息子・靖幸と凪の間に生まれた子だと明かす。その板倉雄馬は天文館の再開発を強引に進め、街の人たちの居場所だけでなく思い出をも奪おうとしていた。
蓮たちは、凪親子と天文館を守るため立ち上がるーー。

【作品詳細】
映画『天文館探偵物語』
公開日：2025年12月5日(金)
※11月21日(金) 鹿児島県先行公開
出演：寺西拓人、大原優乃、肥後遼太郎、室龍太、高田翔、原嘉孝、SHIGETORA、西田聖志郎、新名真郎、西岡德馬
監督・脚本：諸江亮
企画・原案・プロデュース：嶋田豪
音楽：朝倉紀行
配給：アイエス・フィールド／S・D・P