長野県・軽井沢の重要文化財「旧三笠ホテル」が、2025年10月1日(水)にリニューアルオープン。展示内容を一新するほか、カフェスペースを新設する。
重要文化財「旧三笠ホテル」は、実業家の山本直良が1906年に創業した純西洋式建築のホテル。ガス灯によるシャンデリアや、英国製カーペットなど当時の最先端かつ最高級設備が整っており、もてなしの場として多くの文化人や財政界人から愛された。
1980年5月に国の重要文化財に指定され、1983年4月より内部の一般公開を開始。軽井沢の観光スポットの1つとして、多くの人が訪れる場所となった。
約5年半にわたる保存修理事業が完了し、満を持して2025年10月より「旧三笠ホテル」がリニューアル。館内の展示内容を刷新し、エレベーターの設置を含め利用しやすい設備を整えたほか、建物内でくつろげるカフェスペースを新たに整備する。また、客室の一部を、会議や撮影など、多彩な用途で利用できる貸室として整備している。
【詳細】
重要文化財 旧三笠ホテル
リニューアルオープン日:2025年10月1日(水)
住所:長野県軽井沢町大字軽井沢1339-342
TEL:0267-48-6341
開館時間:9:00〜17:00(最終入館は16:30まで)
※オープン初日10月1日(水)の一般公開は14:00~
休館日:水曜日(祝祭日にあたる場合はその後の最初の平日)、および12月28日~1月3日
※7月15日~10月31日までの期間は水曜日も営業
入館料:一般(高校生以上) 1,000円/小学生又は中学生 500円
※団体(20名以上)は各100円引き
※軽井沢町民は各半額
※貸室の利用は要予約・有料、使用希望日の14日前までに申請書の提出が必要
※貸室は連続して3日まで予約可