ジェームズ・マンゴールドが監督を務める映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が、2025年2月28日(金)より全国公開される。主演はティモシー・シャラメ。
映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の主人公は、歴史に残る名曲と伝説を数多く残してきた世界的なミュージシャンのボブ・ディラン。80歳を過ぎてもなお現役として世界中のステージに立ち、2016年にはミュージシャンとして初となるノーベル文学賞を受賞するなど、音楽だけでなく生き方そのものも含めて、幅広い世代から愛されるアーティストだ。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』では、19歳だったボブ・ディランが、ミネソタ出身の“とある無名ミュージシャン”から、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子を描く。1960年代初頭のニューヨークの音楽シーンを舞台に、ボブ・ディランの“伝説の始まり”をエモーショナルに紡いでいく。
若き日のボブ・ディランを演じるのは、『君の名前で僕を呼んで』をはじめ、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』や『DUNE/デューン』シリーズなど、話題作の出演が続くティモシー・シャラメ。本作の歌唱シーンは全てシャラメ自身の歌声で撮影されており、「北国の少女」をはじめ、「はげしい雨が降る」や、2004年にローリング・ストーン誌が史上最高の名曲No.1に選出した「ライク・ア・ローリング・ストーン」といった数々の名曲が披露される。
このほか、エドワード・ノートンやエル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルックといったキャストも集結する。
主人公・ボブ・ディラン…ティモシー・シャラメ
ミネソタ州出身のミュージシャン。何も持たずにニューヨークの街にたどり着いた19歳当時は無名だったが、激動の時代の中でスターダムを駆け上がることになる。
シルヴィ・ルッソ…エル・ファニング
ボブ・ディランの恋人となる人物。「フリーホイーリン・ボブ・ディラン」のアルバムジャケットで知られる、実際の当時の恋人スージー・ロトロにインスパイアされたキャラクター。
ジョーン・バエズ…モニカ・バルバロ
当時すでに音楽シーン注目のシンガーであり、「フォークの女神」。次第にディランと歌をわかち合うことになる。
ピート・シーガー…エドワード・ノートン
まだ無名だったディランの才能を見抜き、ディランのミュージシャンとしての道を先導した偉大なフォーク・シンガー。ディランとまるで師弟のような関係を築いていく。
ジョニー・キャッシュ…ボイド・ホルブルック
ディランと互いに認め合う盟友のミュージシャン。