やなせたかし(1919-2013)は、日本の漫画家、詩人、児童書作家、イラストレーター、グラフィックデザイナー、編集者。さまざまな分野で活躍した多才なアーティストで「アンパンマン」の生みの親として知られる。1988年にテレビアニメ「それいけ！アンパンマン」の放送が始まると、たちまち国民的な人気を獲得。そのほかにも、楽曲「手のひらを太陽に」や絵本「やさしいライオン」など、印象的な作品を数多く手がけている。やなせにとって“人々に喜びを届けること”は、何よりも大きな喜びであり、その姿勢はまさに究極のエンターテイナーと言える。