ソニー(Sony)は、スマートフォン「Xperia 1 IV(エクスペリア ワン マークフォー)」を2021年6月上旬以降に発売する予定。

世界初となる光学ズームレンズ搭載「Xperia 1 IV」

Xperiaのフラッグシップモデルである「Xperia 1」の最新機種「Xperia 1 IV」は、スマートフォンにおいて世界初となる85mm-125mmの望遠光学ズームレンズを搭載。

リアカメラに搭載する焦点距離16mm(超広角)、24mm(広角)、光学ズームに対応する85mm-125mm(望遠)の全レンズで4K 120fpsでの最大5倍のスローモーション撮影によるシネマティックな撮影が可能。

＊カメラのズームにはデジタル式と光学式あがある。デジタルズームは、画像の一部を切り取って拡大しズームする。一方、光学ズームはレンズの動きで焦点距離を変え光学的に被写体を大きくする。そのため、光学ズームでは、解像度やオートフォーカス性能などの劣化なく動画や静止画の撮影ができる。

Xperia 1 IVは5Gスマホで、チップセットは最新のSnapdragon 8 Gen1 Mobile Platformを採用。メモリ容量は12GB。動きの速いゲームもくっきり、なめらかに映し出す。内蔵のストレージ容量は256GBと512GBを用意するほか、さらに最大1TBのmicroSDXCを使用できるので大容量データを保存できる。

ポートレート撮影もより美しく

リアカメラ全てにツァイスレンズを採用し、階調、色再現、透明感、立体感、ぼけ味など、被写体の微細な質感までを忠実に再現。

Xperia 1 IVでは、タッチした被写体を追従しオートフォーカスを合わせ続ける「リアルタイムトラッキング」や、人や動物の瞳に瞬時にフォーカスを合わせ続ける「リアルタイム瞳AF」を搭載。光学ズームレンズの性能により、広い範囲でより美しいボケを活かした撮影が可能となった。

また、色相・画作りとして8つのLookを用意し、質感や色表現を追求。ソニーのデジタルシネマカメラやデジタル一眼カメラαで培ったテクノロジーをふんだんに盛り込んでいる。

マットな質感に3色のカラー

カラーはブラック、アイスホワイト、パープルの3色で展開。質感はメタルフレームとマットなフロストガラスを採用し、高級感ある雰囲気に仕上げた。5000mAhの大容量バッテリーを搭載しながらも薄さは維持。また、防水・防塵性能がある点も嬉しい。

6.5インチのディスプレイ

4K HDR対応有機ELディスプレイは、輝度を向上し、屋外での視認性が抜群にアップした。3840×1644ピクセル、アスペクト比21：9のワイドディスプレイだ。明るい環境下においても視認性を保ち没入感を維持する。

簡単にライブ配信

Xperia 1 IVに備わっている「ゲームエンハンサー」を使うと、ゲームプレイ中の映像と実況を、簡単にYouTubeへライブ配信可能。テキストや画像を挿入したり、自身のチャンネルの紹介や視聴者に対するメッセージ表示も可能。パソコン経由でライブ配信を行う場合、映像と音の伝送をパソコンに手軽に行え、より高品位なライブ配信もできる。

プロレベルの録音が可能

オーディオにおいては、フルステージステレオスピーカーの音質と低域の音圧が向上。加えて、ボーカル音などのクラウド処理による高音質化により、スマホだけでプロレベルの録音が可能となる「ミュージック プロ(Music Pro)」も搭載している。