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リーバイスがジーンズ生誕140周年の展覧会 - サンローランのデニムジャケットなど貴重アーカイブ展示

リーバイスがジーンズ生誕140周年の展覧会 - サンローランのデニムジャケットなど貴重アーカイブ展示 | 写真

ブルージーンズ生誕140年を記念するリーバイス(Levi's)の展覧会「THE 140 YEARS OF LEVI’S展」が、代官山T-SITE GARDEN GALLERYで、2013年9月13日(金)から16日(月・祝)までの4日間にわたって開催される。1890年代から2013年までの歴代501の復刻モデルや貴重なアーカイブの展示をはじめ、名作501に関する書籍を限定発売する。

サンフランシスコ本社の保管庫に眠る、リーバイスの歴史を物語るアーカイブ。そこから秘蔵の6点が選ばれ、本展のために日本初上陸する。なかでも注目は、1986年のチャリティオークションでイヴ・サンローラン(Saint Laurent)が披露した、スワロフスキークリスタルが散りばめられた輝くトラッカージャケット

リーバイスがジーンズ生誕140周年の展覧会 - サンローランのデニムジャケットなど貴重アーカイブ展示 | 写真

それ以外にも、ビング・クロスビー着用のデニムタキシードジャケット、DIFFAに出品されたデニムジャケット、デニム・アート・コンテストの作品、現代美術家ダミアンハーストによる501とウィメンズセットアップが展示される。どれも、見逃すと2度とみることが出来ないような貴重なものばかり。ファンならずとも見逃せない展示会になりそう。

開催日前日、リーバイ・ストラウス ジャパン代表取締役社長の齋藤貴が直々にプレゼンテーションを行った。ゴールドラッシュや第二次世界大戦など、その時代の背景とともに501誕生秘話を語った他、140周年を記念して史上最高の501を開発しようというプロジェクトから生まれた新作「501 2013 モデル」も同時に紹介。新作501はすでに店頭で発売されている。シルエットはテーパードをかけた「モダンストレート」。プレゼン後、齋藤貴に直接話を聞くことができた。

■今回、秘蔵アイテム6点が日本に上陸しましたが、残念ながら来日しなかったアイテムの中にはどのような伝説的アイテムがあるのでしょうか。
現存する世界最古・最高額のジーンズ「オールディスト ジーンズ」があります。発見者から、15万ドルでリーバイ・ストラウス社が買い取ったものです。2011年リーバイスストア渋谷店で開催された「OVERALLS -THE ORIGIN-」の際に、セコムが厳重警戒で本国から運んできたんですよ。

オールディスト ジーンズも、今回のイヴ・サンローランのトラッカージャケットなども今となってはプライスレスです。他にも本国の倉庫には、マライア・キャリーにフィットさせた501など、数100点が収められています。

サンフランシスコのリーバイスミュージアムに是非行ってみてください。そこに、昔のミシンなどが保存されていますから。

リーバイスがジーンズ生誕140周年の展覧会 - サンローランのデニムジャケットなど貴重アーカイブ展示 | 写真

■501が愛され続ける理由とは。
やっぱり普遍的な価値があるんでしょうね。ワークウェアとして、またはファッションウェアとして。もともと仕事着でしたけどファションとしても十部分機能しますよね。ファンクショナルとファッション性の両方を持ちえた、希少なファッションアイテムになっている。それが現代にも通用している理由だと思います。

■これからの501はどうしていくのでしょうか。以前に比べてプレミアム感を演出しているように感じるのですが。
プレミアムっていうのはもちろん値段の問題もありますが、使う人とジーンズの関係を重視しているんです。使い捨てのワードローブじゃなく、その人の人生と一緒に歩んでもらいたい。こうゆう意味合いで、プレミアムと言っています。

昨年から我々は、「人生のパートナーとしてのジーンズ」を盛んに提唱しています。それが本当のプレミアムなんじゃないかなと僕は思います。

■ということは、いわゆるファッションアイテムという路線よりはライフスタイルに寄り添うようなものを目指しているのですね。

おそらく、ワークウェアからファッションウェアへ、そしてファッションウェアからライフスタイルウェアへと進化していくのでしょうね。そのライフスタイルのなかで、スティーブ・ジョブズのように仕事で履くこともあれば、街でファッションとして着ることもある。その多様性、どんなシーンも対応できるところが501の魅力の1つなのです。

リーバイスがジーンズ生誕140周年の展覧会 - サンローランのデニムジャケットなど貴重アーカイブ展示 | 写真

さらに展示会では、世界501冊限定のハードカバーフォトブック「Levi's 501 BOOK」が登場。日本では50冊が展開され、国内ではこの展覧会が一番早い発売となる。この書籍でフォーカスされているのは、「20世紀のファッションアイテム」と称され、ジーンズのアイコンともいえるリーバイスの名作501。世界中のパイオニア達が501を着用した501枚のポートレート写真が収められ、140周年を飾るプレミアムな一冊に仕上がった。

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この本の売り上げは全て、サンフランシスコ・カリフォルニア・カレッジ・オブ・アートに寄付される。

【開催概要】
「THE 140 YEARS OF LEVI'S展」
場所:代官山T-SITE GARDEN GALLERY
住所:東京都渋谷区猿楽町16-15
日時:2013年9月13日(金)~9月16日(月・祝)
時間:11:00~21:00 ※16日のみ11:00~18:00

【書籍詳細】
Levi's 501 BOOK
発売:
・2013年9月13日(金) ※「THE 140 YEARS OF LEVI’S 展」会場内
・9月20日(金) ※リーバイス ストア新宿店・渋谷店の2店舗
価格:8,400円
仕様:ハードカバーフォトブック、クラフト地のケース付き、フルカラー。
数量:世界限定501冊、日本国内限定50冊

【問い合わせ先】
リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社 消費者サービス
Tel:0120-099-501

Photos(15枚)

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