舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が東京・TBS赤坂ACTシアターで2024年6月末まで上演される。2024年4月から6月までのチケットの先行発売日は2023年12月9日(土)。
イギリスの作家J.K.ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズは、今もなお世界中の大人から子供まで、幅広い年齢層に愛される大ベストセラー。その舞台版となる『ハリー・ポッターと呪いの子』は、J.K.ローリング、ジャック・ソーン、ジョン・ティファニーの3人が考案し、ジャック・ソーンが戯曲を書き上げた、『ハリー・ポッター』関連のコンテンツとして初の舞台作品。ミュージカル『ワンス』でトニー賞の最優秀演出家賞に輝いたジョン・ティファニーが演出を手掛けている。
これまでにロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、メルボルン、ハンブルク、トロントの6都市で開幕し、大ヒットを記録。英国演劇界の最高名誉であるローレンス・オリヴィエ賞、米国演劇界の最高名誉であるトニー賞を含む60以上の演劇賞を世界中で獲得している。2022年夏に開幕した東京公演は、アジアとしては初、世界では7番目の上演となる。
『ハリー・ポッターと呪いの子』で描かれるのは、全7巻の小説のうち最終巻である『ハリー・ポッターと死の秘宝』の19年後。この「ハリー・ポッター 8番目の物語」は『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』として出版されている。日本初演は、2021年11月にブロードウェイにて誕生した、2部制の前編を第1幕、後編を第2幕とする“新バージョン”で上演する。
そんな舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』がヒットを受けて、2024年6月末までの公演再延長が決定。併せて、2023年6⽉〜9⽉にカムバックしたハリー・ポッター役の藤原竜也が2024年5月に2度目のカムバックを果たすほか、2024年2⽉にはドラコ・マルフォイ役の宮尾俊太郎、2024年3⽉下旬にはマクゴナガル校⻑役の榊原郁恵(※)も再登板する。
クリエイティブスタッフは、振付&ステージングにスティーヴン・ホゲット、美術にクリスティーン・ジョーンズ、衣装にカトリーナ・リンゼイ、音楽&編曲にイモジェン・ヒープ、照明にニール・オースティン、音響にギャレス・フライ、イリュージョン&マジックにジェイミー・ハリソン、音楽監督&編曲にマーティン・ローが名前を連ねる。
ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件があいつぎ、人々を不安にさせていた。
魔法省で働くハリー・ポッターはいまや三人の子の父親。今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、父親に反抗的な態度を取る。幼い頃に両親を亡くしたハリーは、父親としてうまくふるまえず、関係を修復できずにいた。
そんな中、アルバスは魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、偶然一人の少年と出会う。彼は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった!二人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、加速していく…。
TBS赤坂ACTシアターは舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を上演するため、数か月にわたる改装工事を実施。劇中の魔法を実現するために、舞台上だけでなく、客席や地下、壁面などにも様々な仕掛けを施した。
なお舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の開幕にあわせて、赤坂サカス周辺と赤坂Bizタワーの街並みも、『ハリー・ポッター』をイメージしたファンタジックな世界へ変身。魔法ワールドに迷いこんだかのような街並みの中には、限定カフェやショップも期間限定でオープンする。