映画『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が2021年初夏に公開される。同作は、2017年より全3部作で公開していた劇場版シリーズの完結編となる。
『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション3』は、2017年の『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』、2018年の『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』に続くシリーズ完結編。3部作制作発表当初は、2019年の公開を予定していたが、2021年の公開が決定した。
今回の劇場版3部作では、総監督に京田知己、脚本に佐藤大、キャラクターデザインに吉田健一と、オリジナルスタッフが12年ぶりに集結。すべてのセリフを再構築し、新作映像と再撮影された新たな映像で構成する。リメイクでもリミックスでもない新しい“エウレカ”で、誰も知らない新たな結末が描かれている。なお、現時点で完結編となる本作のストーリーなどは未公開となっている。
新たに解禁された特報映像では、ナレーションをエウレカ役の名塚佳織が担当。「少女の終わり。少女の始まり」というキャッチコピーで締め括られる“詩”が読み上げられている。詩の全容は以下の通りだ。
たった1人で生きてきた。
たった1人で戦い続けてきた。
なにもわからなかった。
なにも見えなかった。
それでも、進み続けた。
もがき続けた。
君と出逢った。
肩を並べて話した。
同じ道を歩いた。
同じ空を見上げた。
君の手を握って、話して、握って。
大切なものが溢れていった。
守りたい。
どれだけ傷ついても。
未来を届けたい。
あの人が愛したこの世界に。
少女の終わり。少女の始まり。
3部作の第1章となった『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』では、TVシリーズ「交響詩篇エウレカセブン」で何度か言及されながらも、詳しく描かれる事がなかった、物語の鍵を握る大事件「ファースト・サマー・オブ・ラブ」を初めて映像化。そこで父アドロックを失った息子のレントンと、世界最古のLFOニルヴァ―シュから姿を現したエウレカの出会い、そして彼らの旅路を描いた。
© 2017BONES/ProjectEUREKAMOVIE
第2章『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』では、エウレカセブンと戦うための特殊部隊アシッドの一員“石井・風花・アネモネ”にフォーカス。反攻作戦アクペリエンスに参加するアネモネが戦う相手は、26億人を死に至らしめたという絶望の存在「エウレカセブン」。そして、アネモネとエウレカが出会った時、全ての真実が明らかとなり、新たな世界の扉が開くことに――。
©2018 BONES/Project EUREKA MOVIE
【詳細】
EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション
公開時期:2021年初夏
監督:京田知己
脚本:佐藤大
声の出演:名塚佳織
キャラクターデザイン:吉田健一
原作:BONES