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映画『ありがとう、トニ・エルドマン』愛は不毛じゃない。噛み合わない父と娘のユーモア溢れる物語

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映画『ありがとう、トニ・エルドマン』が2017年6月24日(土)より全国で順次公開される。

悪ふざけが大好きな父親と、たまに会っても仕事のことばかりの娘。『ありがとう、トニ・エルドマン』では、全く正反対の性格の父と娘の触れ合いを温かく、ユーモラスに描いている。大人になった2人の噛み合わない関係は、「親子」という誰にとっても普遍的なものに溢れる人間らしさや愛を改めて感じさせてくれるだろう。

なお、俳優業からの引退を宣言していたジャック・ニコルソンが本作のハリウッドのリメイク版へ出演するという報道が出ており、もしそれが実現すれば事実上の“引退宣言撤回”となりそうだ。

『ありがとう、トニ・エルドマン』は、カンヌ国際映画祭では国際批評家連盟賞、ヨーロッパ映画賞では作品賞や監督賞、全米映画批評家協会賞では外国語映画賞、アカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされるなど賞レースを席捲した。公開前からすでに話題を呼んでいる作品なので、家族はもちろん、恋人、友達など、大切な人を誘って観に行ってみて。

 ■ストーリー
 悪ふざけが大好きな父親ヴィンフリートは、コンサルタント会社で働く娘のイネスとあまり上手くいっていない。たまに会っても、彼女は仕事の電話ばかりしていて、ろくに話すことも出来ない。そんな娘を心配したヴィンフリートは、彼女が働くブカレストを 訪れることにする。父の突然の訪問に驚く彼女だったが、何とか数日間一緒に過ごして、父はドイツに帰ることになる。少しホッとし た彼女のもとに、<トニ・エルドマン>という別人になった父が現れて。。。
 
 【作品詳細】
 『ありがとう、トニ・エルドマン』
原題:Toni Erdmann
公開日:2017年6月24日(土) シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督・脚本:マーレン・アデ 
出演:ペーター・ジモニシェック、ザンドラ・ヒュラー
2016年 ドイツ=オーストリア 162分
(c) Komplizen Film

Photos(1枚)

『ありがとう、トニ・エルドマン』場面カット|写真1

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『ありがとう、トニ・エルドマン』場面カット|写真1

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