第11回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞 審査員特別賞/「ガザ」 撮影:オリヴァー・ヴァイケン(epa)

写真展「DAYS JAPAN写真展2015 地球の上に生きる」が東京で開催される。期間は2015年5月29日(金)から6月21日(日)まで。

月刊誌DAYS JAPAN(デイズ・ジャパン)は、日本で唯一のフォトジャーナリズム誌として、世界の真実の姿を伝えてきた。そして、2005年より始まった「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」は一貫した「人間や自然の尊厳」と「被害者の立場」からの視点を守り続ける日本初の本格的な国際レベルのフォトジャーナリズム賞として、世界的に高い評価を受けている。

DAYS国際フォトジャーナリズム大賞3位「シリアとトルコ国境のクルド人難民」 撮影：イスマイル・フェルドゥス(Corbis)

この展覧会では、「第11回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」受賞作品を中心に約70点の写真作品を展示。いずれの作品も、フォトジャーナリストたちが自らの命を危機にさらしてまで撮影した「世界の厳しい現実」であり、印象的な作品ばかり。

また同会場では、関連展示として『地球に生きる2015-忘れたくない沖縄・辺野古の海のこと』も開催。他にも、ウェブサイトDAYS GLOBEの閲覧やバックナンバー、関連書籍などの販売も行う。 

【展覧会情報】
写真展「DAYS JAPAN写真展2015 地球の上に生きる」
会期：2015年5月29日(金)～6月21日(日) 11:00～19:00
入場：無料 ※会期中無休/最終日のみ17時まで                     
会場:世田谷文化生活情報センター ワークショップB/生活工房ギャラリー
住所：東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー4階/3階
アクセス：東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋」駅直結
TEL：03-5432-1543

■関連展示 
「地球の上に生きる2015」-忘れたくない沖縄・辺野古のこと
世界的にも貴重な生物多様性の海、辺野古周辺の大浦湾。太古の時代から繰り広げられているサンゴ礁とそこに生息する生き物たちの尊いいのちの記憶を、美しい自然の中で撮影された水中写真等を中心に展示。
(撮影:中村卓哉他)

■関連イベント1
体験セミナー「イラクの素顔を知る体験講座～人情あふれる“紛争地”のお話」
日時：2015年6月7日(日) 14:00～16:00
「紛争地」として見ている中東・イラク。実際に、現地に足を運び活動しているNPOのスタッフからの体験談をとおして、イラクの人々との交流とともに、日常的な素顔のイラクについて知るイベント。また、プログラム後半では、現地で行なわれているワークショップを体験しながら、「人はどうしてぶつかってしまうのか?」「争いを避けるにはどうすればいいのか?」を一緒に考える。
会場：5階 セミナールームAB 
進行：池田未樹さん(認定NPO法人日本国際ボランティアセンター イラク事業 担当)
定員：30名(事前申込み順)
参加費：500円
申し込み方法：メールまたは電話で生活工房へ

■関連イベント2
トークイベント 広河隆一「ジャーナリストの視点から」
日時：2015年6月14日(日) 14:00～16:00
フォトジャーナリスト・広河隆一は、死と隣り合わせの現場に立ち、世界の様々な問題を通じて伝え続けている。ジャーナリストとして、世界各地化で起きている問題をどう見つめ、人々に何を訴えたいのか。世界の最前線で撮影を続けている広河の経験や想いを聞くことができる。
会場：4階 ワークショップルームA
講師：広河隆一(フォト・ジャーナリスト、DAYSJAPAN発行人)
定員：50名 (事前申込み順) 
参加費：500円
申し込み方法：メールまたは電話で生活工房へ