タエ アシダ(TAE ASHIDA)の2026年春夏コレクションが2025年10月10日(金)、グランド ハイアット 東京にて発表された。
モニターに上空からの景色が映し出され、旅に出る予感とともに幕を開けた今季のタエ アシダ。ブランドが持つ軽やかさを最大限に活かした素材やシルエット、パターン、ディテールからなる‟現代のエレガンス”を体現するコレクションを展開する。
南国らしいヤシの木と山々が描かれたリラックスパンツを皮切りに、ストライプ柄のVネックワンピース、空気をはらんだリネンのジャケットやハーフパンツ、ボタニカル柄の巻きスカートなどが続き、その予感は現実のものとなった。
ランウェイ全体を通して、春夏らしい軽やかな素材を採用。透け感のあるオーガンジーやサテン、フラワー型刺繍を施したレース、ハリ感のあるコットンなど。また得意とするテーラードジャケットもリネンやレーヨンを用い、涼しげな印象にまとめていた。
プレゼントのように‟全身をラッピング”したルックも今季ならでは。たとえば、スパンコール煌めくキャミソールドレスの上から、サテン生地で全身を包み込んだルックは、左肩のワンショルダーでほどよくセンシュアルな雰囲気を演出している。
ウエストにリボンをあしらったティアードドレスから、イエローの布をリボンのように結んだ黒いレースドレス、左肩のみ落としたカシュクールドレスまで、ルックを華やかにドレスアップするディテールが散見された。