エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)の、2026年春夏ウィメンズ&メンズコレクションを紹介。
コレクションの着想源となったのは、イギリスの2トーンスカバンド「ザ・スペシャルズ(The Specials)」。ジャマイカのスカにパンクの要素を合わせた2トーンスカを象徴する存在であり、軽快でエネルギッシュなサウンドで人気を集めたバンドだ。エンジニアド ガーメンツ 2026年春夏コレクションでは、象徴的なフラッグチェックをはじめ、白黒の“ツートーンカラー”をフィーチャーしたアイテムをメインに展開する。
ブルゾンやパンツに配されたフラッグチェックは模様のピッチに大小の差をつけることで、より一層グラフィカルに仕上げているのが特徴。また、ジオメトリック柄のプリントシャツや、足あとをモチーフにした総柄グラフィックのパーカも登場している。
さらに、ハイビスカスを描いたアロハシャツや、ペイズリージャカードのパンツ、エスニックな幾何学模様を組み合わせたジャケット、クロシェニットのスカートなども“白黒”ツートーンで提案。ニュースペーパープリントのアノラックやハウンドトゥースシャツ、グレンチェックのノーカラージャケットなどベーシックな白黒テキスタイルのアイテムもミックスしつつ、個性豊かなツートーンスタイルを提示している。
「ザ・スペシャルズ」の装いを踏襲したスリーピースのセットアップをはじめ、多彩なレイヤードスタイルを提案しているのも特徴的。ジャケットの下にベスト、シャツを重ねたオーセンティックなセットアップはもちろん、ジャケットの上から半身のベストを重ねてみたり、ボトムスの上からラップスカートを組み合わせたりと、様々なバランス感で重ね着を楽しめるアイテムが揃う。サスペンダーやボウタイ、ネクタイ、ストールなど、コーディネートのアクセントとなる小物も充実している。
新作ウェアの注目は、バックパックを背負ったままで着用することのできるユニークなロングパーカ。バックパックの体積をカバーするスペースを備えており、荷物を背負ったままで着脱が可能だ。また、荷物を背負っていない時にはポケットに余った生地部分を収納できる仕様となっており、シルエットを変えてすっきりとまとうことができる。デイリーの着こなしにはもちろん、旅行時やフェス参加の時にも活躍してくれそうだ。