Y. & SONS(ワイ&サンズ)から、2025年秋冬の新作メンズ浴衣&ウェアが登場。2025年9月上旬より、Y. & SONS 神田・京都ほかにて順次発売される。
やまと(YAMATO)が展開するメンズきものテーラー、Y. & SONSの2025年秋冬コレクション。全国の伝統産地とともに、素材そのものの力を引き出した着物に加え、国内外のウェアブランドとタッグを組んで製作した着物も展開する。
たとえば、イギリスのウェアブランド・トーマス メイソン(THOMAS MASON)のシャツ生地「ギャツビー(GATSBY)」を用いた羽織。超細番手コットンを高密度に織り上げたシャツ生地で、軽やかでしっとりとした手触りとほどよい光沢感が特徴だ。今回新たな試みとして、縫製糸にシルク糸を使用し、洗濯すると糸がきゅっと引き締まり、異なる佇まいを楽しめる1着に仕上げている。素材の風合いを引き立てる、シンプルで伝統的なシルエットも魅力だ。
2019年より継続してタッグを組んできたグラフペーパー(Graphpaper)のコラボレーションに、オーバーサイズのコートが仲間入り。裾に向かって緩やかに広がる膝丈のシルエット、滑らかな肩周り、太めのアームなどリラックスしたシルエットに、温かみのある厚手の生地を組み合わせた。ボタンはブラックカラーで、シンプルながらもコントラストの効いた仕上がりとなっている。
このほか、T.T(ティー・ティー)やニート(NEAT)のテキスタイルを活かした羽織とパンツのセットアップ、バトナー(BATONER)のタートルニット、アエタ(Aeta)のレザーバッグなど、多彩なブランドとのコラボレーションアイテムも展開する。
Y. & SONSが初めて手がけた京都・丹後のちりめん生地を用いた着物も要チェック。良質なシルク素材を、強い撚りをかけて織り上げた丹後ちりめんは、凹凸やコシ、シャリ感が際立つ絶妙な風合いが魅力だ。柄は、品格のある無地調の「網代(あじろ)」と、格式高い紋意匠柄「向鶴(むかいつる)」の2種類を採用している。
さらに、手作業で連続した総柄に仕上げる染色技法“越後型染”で格子柄を染めた着物、表裏で色が異なるウール生地を使った着物、肉厚で柔らかな“片貝あやおり”生地の長袖オープンカラーシャツなど、素材の魅力を堪能できるウェアが勢揃いする。
【詳細】
Y. & SONS 2025年秋冬 新作
発売時期:2025年9月上旬〜順次
取扱店舗:Y. & SONS 神田、京都、Y. & SONS公式オンラインストア
アイテム例:
・羽織(トーマス メイソン / GATSBY / ブラック) 77,000円
・きもの(片貝木綿 / 平織り / 黒) 66,000円 ※9月上旬発売予定
・コート(Y. & SONS×グラフペーパー / ライト メルトン オーバーサイズ コート / グレージュ) 107,800円 ※10月中旬発売予定
・きもの(丹後ちりめん / 網代 / ブルー グレー) 176,000円
・羽織(丹後ちりめん / 向鶴 / ブルー グレー) 165,000円
【問い合わせ先】
Y. & SONS 神田
TEL:03-5294-7521
Y. & SONS 京都
TEL:075-256-4090