『ウィキッド ふたりの魔女』の続編映画『ウィキッド 永遠の約束』が、2026年3月に公開される。シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデが続投。
シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデを主演に迎え入れ、不朽のブロードウェイミュージカルを映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』。すべての歌唱シーンでライブ撮影が行われ、生歌が録音された本作は、第97回アカデミー賞で作品賞を含む10部門にノミネートされ、衣装デザイン賞と美術賞を受賞。世界的な大ヒットを記録した。
主人公は、見た目も性格も正反対のエルファバとグリンダ。魔法と幻想の国・オズのシズ大学で出会った2人は、はじめは衝突を重ねながらも次第に友情を築き、互いに心を通わせた。映画『ウィキッド ふたりの魔女』では、ある秘密を知ったことで別々の道を歩むことになったエルファバとグリンダが描かれ、幕を閉じた。
続編映画『ウィキッド 永遠の約束』は、“悪い魔女”と語られることになってしまったエルファバと、“善い魔女”として愛されたグリンダの過去が、それぞれの視点から語られていくストーリーに。
実は、民衆の敵となったエルファバは、オズの森に身を潜めながら、言葉を奪われた動物たちの自由のために闘い続け、“偉大なるオズの魔法使い”の噓にまみれた正体を世に暴こうとしていた。一方のグリンダは“善い魔女”としてオズの国にとって希望の象徴となり、名声と人気の恩恵を満喫する日々。しかし、その心にはエルファバとの決別が影を落としていた。
ふたりは、かけがえのないかつての友にもう一度向き合い、自らを、そしてオズという世界そのものを、永遠に変える決心をする。
劇中では、エメラルドシティの宮殿に暮らすグリンダとエルファバが再会するシーンも。変わらない友情を映し出しながらふたりが名曲「FOR GOOD」を歌う、感動的な場面だ。
立派な魔女へと成長したエルファバとグリンダの姿や、オズの世界に大きな影響を与えることになる“カンザスから来た少女”の登場にも注目したい。
なお映画『ウィキッド 永遠の約束』は、前作に続いてジョン・M・チュウが監督。アカデミー賞にWノミネートされたことでも話題となったシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデ、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』に出演するジョナサン・ベイリー、『エブリシング・エブリウェア・ オール・アット・ワンス』のミシェル・ヨーなど、豪華キャストも再集結する。
【作品詳細】
映画『ウィキッド 永遠の約束』
公開時期:2026年3月
監督:ジョン・M・チュウ
脚本:ウィニー・ホルツマン、ウィニー・ホルツマン、デイナ・フォックス
出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、マリッサ・ボーディ、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム
製作:マーク・プラット、デヴィッド・ストーン
原作:ミュージカル劇「ウィキッド」〈作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ 脚本:ウィニー・ホルツマン〉/ グレゴリー・マグワイアの原作小説に基づく
原題:WICKED: FOR GOOD