町田市立国際版画美術館(マチダシリツコクサイハンガビジュツカン/Machida City Museum of Graphic Arts)は、東京都町田市にある版画を中心とした美術館。1987年に開館。

日本国内唯一の版画を中心とする美術館であり、日本の奈良時代から現代までだけでなく、海外に至るまで、幅広い版画を収集・紹介している。日本作家では歌川広重や葛飾北斎、若林奮など、一方海外作家ではアルブレヒト･デューラーやレンブラント･ファン･レイン、フランシスコ・ゴヤなどを所蔵し、所蔵作品数は3万点を超える。

館内では、豊富なコレクションをもとに版画の魅力を伝える展覧会を開催。版画の歴史をたどるのみならず、技術の変遷や社会的役割などの視点からも、版画を多面的に紹介している。