田島列島の漫画『水は海に向かって流れる』が広瀬すず主演で映画化。2023年6月9日(金)に公開される。
2021年に映画化もされた『子供はわかってあげない』で漫画賞を総なめにした人気漫画家・田島列島の傑作漫画『水は海に向かって流れる』が実写映画化される。
物語は、ある雨の日の思いがけない出会いからスタート。過去の出来事から心を閉ざしてしまい、どこか冷めていて、日々を淡々と過ごす26歳のOL榊さんを主人公に、人との交流を経て心が変化していく様子を繊細に描き出す。
主人公のOL・榊千紗(さかき・ちさ)を演じるのは、広瀬すず。映画『流浪の月』『いのちの停車場』をはじめ数々のヒット映画、ドラマに出演してきた広瀬すずが、2023年唯一の単独主演映画で笑顔を封印し、クールな難役に挑む。
主人公・榊千紗…広瀬すず
シェアハウスに住むいつも不機嫌そうな26歳のワケありOL。過去の出来事から心を閉ざし、日々を淡々と生きている。「恋愛はしない」と宣言している。
熊沢直達…大西利空
高校の通学のため叔父が住むシェアハウスで暮らすことになった、高校一年生。共同生活を送るうち、榊さんに淡い思いを抱き始める。物語のキーパーソンとなる直達を演じるのは、『3月のライオン』 、『キングダム』などで主人公の幼少期を演じ、『るろうに剣心』シリーズにも出演している大西利空。
歌川茂道…高良健吾
直達の叔父で親に黙って脱サラをしたマイペースな漫画家。通称:ニゲミチ。直達がシェアハウスに住むきっかけとなる。日々原稿の締切に追われており、甥の直達に手伝ってもらうこともしばしば。たまに手料理を振る舞うなど、実はシェアハウスのメンバーをあたかかく見守っている。
占い師・泉谷…戸塚純貴
女装の占い師。シェアハウスの住人。ムードメーカーで普段の陽気な姿とは一転、捨て猫を守る為に武術を披露して戦い、恋に悩む妹の楓には核心をつくような真面目な発言をするなど、正義感のある一面も。
成瀬…生瀬勝久
海外を放浪する大学教授。シェアハウス最年長の住人。海外を放浪することが多く、買ってきた世界中の楽器やお面、置き物が、家の中に並ぶ。