トヨタの実験都市「ウーブン・シティ」静岡に開発、新しい製品やサービスを発明する“テストコース"の街
インベンターズとして、日清食品やダイドードリンコなどが参加
即席麺の製造販売でおなじみの日清食品は、新たな「食文化」創造に向けた食環境の構築と、その環境が及ぼす影響の検証を「ウーブン・シティ」にて実施。また、ダイドードリンコは新しい自販機であるHAKU通じた新たな価値創造」、UCCジャパンは「未来型カフェの運営を通じたコーヒーの潜在価値の実証」をしていく予定だ。
ナオト・インティライミがアーティストとして初参加
シンガーソングライターのナオト・インティライミは、アーティストとして初めてインベンターに参加。「ウーブン・シティ」にて音に関する実証を行う予定だ。また、「ウーブン・シティ」のテーマ曲およびサウンドシンボルもプロデュースする。
■そのほか「インベンターズ」として参画する企業
ダイキン工業:「花粉レス空間」や「パーソナライズされた機能的空間」に関する実証実験
増進会ホールディングス:データ活用による先進的な教育スタイル及び新しい学びの場の実現
インターステラテクノロジズ:ロケットの製造体制強化
共立製薬:ペットと人の「より良い共生社会のあり方」を探求
エネオスやNTTも実証をサポート
また、エネオスやNTTも実証をサポートしている。
エネオス(ENEOS)は、水素エネルギーの利活用を進めていく。四大都市圏において商用水素ステーションを45カ所展開する、水素事業のリーディングカンパニーであるエネオスの知見を活かし、水素を“つくる”、“はこぶ”、“つかう”という一連の流れを実現する。「ウーブン・シティ」の隣接地(裾野市御宿字朴ノ木平1576-3)に水素ステーションを建設し、製造したCO2フリー水素を乗用車や商用車など様々な燃料電池車(FCEV)に供給するだけでなく、パイプラインで「ウーブン・シティ」への供給も行う。
NTTとのパートナーシップにおいては、実証実験都市の実現にあたって、エネルギー領域やICTインフラ領域、データ領域などで協力関係にある。
誰もが「ウーブン・シティ」の住人に参加可能
「ウーブン・シティ」に住む人や、街を訪れたビジターのことは、トヨタのルーツである自動織機から由来して「ウィーバーズ(Weavers)」と呼ぶ。ビジターについても関係者から受け入れを開始し、2026年度以降は一般人も「ウィーバーズ」として実証へ参加可能だ。
サステイナビリティを前提とした街づくり

「ウーブン・シティ」の設計にあたっては、環境への配慮のみならずクオリティ・オブ・ライフの向上などヒトを中心に据えた取り組みを行っており、国際的な環境認証プログラム「リード・フォー・コミュニティーズ(LEED for Communities)」において日本初となる最高ランクのプラチナ認証を取得。また、「ウーブン・シティ」の植栽の一部には静岡県および裾野市の植生を選定しており、地元の自然風景を再現している。
建築家ビャルケ・インゲルスが都市設計を担当

都市設計を担当するのは、世界最高の若手建築家として知られる、デンマーク出身の建築家ビャルケ・インゲルス。CEOとして建築事務所「ビャルケ・インゲルス・グループ(BIG)」を率いる同氏は、これまでにニューヨークの新たな第2ワールドトレードセンターやグーグルの新本社屋、レゴ本社に建てられたレゴハウスなど、革新的でユニークなプロジェクトの数々を手がけている建築界の新星だ。
詳細
トヨタ「ウーブン・シティ」
■フェーズ1
オフィシャルローンチ時期:2025年9月25日(木)
竣工:2024年10月31日(木)
住所:静岡県裾野市御宿1117(TMEJ東富士工場跡地)
敷地面積:約4万7千平方メートル(将来は約29万4千平方メートル)
住民:約300名が居住予定
※将来的には「ウーブン・シティ」全エリアで2,000人に拡大予定
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