『スイミー』『フレデリック』を手掛けた絵本作家レオ・レオニのコンセプトカフェが、2019年4月3日(水)から東京・銀座にオープン。当初7月31日(水)までの期間限定オープンだったが、好評につき9月29日(日)まで期間延長が決定した。
レオ・レオニは、『スイミー』や『フレデリック』『コーネリアス』をはじめ、『じぶんだけのいろ』『あおくんときいろちゃん』など、生涯で40もの作品を残した世界的な絵本作家。タッグを組むのは、『ひつじのショーン』や『はらぺこあおむし』ともコラボレーションしてきたサンデーブランチ。カフェとレオ・レオニがコラボレーションするのは、今回が世界初となる。
カフェでは、野菜をたっぷり使ったフードメニューや旬の果物のデザート、ドリンクなどを提供。シンプルな画風ながら、深いストーリーと読後のあたたかさ、物語の中で様々な色彩と技法で描かれる個性的なキャラクターたちを、体に優しい食材で表現する。
大きな魚をちぎって食べるブレッドサラダは、『スイミー』をイメージしたプレート。さかなブレッドの下には、クリームチーズ、銀座はちみつ、トマトソースなどが隠されている。
また『フレデリック』は、黒米をブレンドした雑穀ご飯にパルメザンチーズをまぶして表現された。その周りには、トマトピュレを加えた、ベーコンとタマネギのカルボナーラソースをたっぷりとあしらっている。
コーネリアスの住む川をイメージしたほうれん草のインドカリーには、タンドリーチキンがたっぷり。プレートの横には、サルに教わって木にぶら下がるコーネリアスの姿も。
生まれてすぐに歩き出した『コーネリアス』のモチーフをのせた抹茶とチョコのガトーショコラや、フレデリックの仲間たちが冬に向けて準備する様子を表現したチーズケーキなど、スイーツメニューにも、レオ・レオニ作品の世界観をたっぷり詰め込んだ。
ブランチにぴったりな軽食メニューも揃えた。『じぶんだけのいろ』をモチーフにしたフレンチトーストは、野菜パウダーで色付けしたクリームチーズを用いてカメレオンを表現。中には、ミートボールのトマト煮と紫キャベツ、クリーミーなマスタードソースがサンドされている。
また、『マシューのゆめ』のマシューのキャンバスをイメージした「マシューのぱすた」、食事のサイドメニューとして注文できる「フレデリック パン」なども展開する。