神戸ファッション美術館にて、「長谷川和希 刺繍作品展 西洋宮廷衣装の超絶刺繍にトキめいて」が開催される。期間は、2017年11月14日(火)から30日(木)まで。
長谷川和希は、サラリーマン時代に1冊の刺繍の教本と出会ったことで、刺繍をはじめた。18世紀ヨーロッパの男性宮廷衣装の刺繍に魅せられ、いつかは自分の手でこの衣装を再現したいと本格的にその道へ。今では、自らが超絶的な作品から受けたその衝撃の世界を広めるべく、全国各地で刺繍の実演・講座や展示などを行っている。
本展では、そんな長谷川の夢が盛り込まれた作品の数々を紹介する。細い糸が織りなす幻想的な世界を目にすれば、その技術に圧倒されると同時に、人の手から生まれる刺繍ならではの温もりも感じられるこことだろう。
なお、同期間中は「ファウンデーション ~ドレスの内側~」と「宮脇綾子 美しいアプリケ 布がつむぐ暮らしの装い」が開催されている。
【詳細】
「長谷川和希 刺繍作品展 西洋宮廷衣装の超絶刺繍にトキめいて」
会期:2017年11月14日(火)~30日(木)
場所:神戸ファッション美術館4階ギャラリー
住所:神戸市東灘区向洋町中2-9-1
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日
※観覧無料
■金糸刺繍や植物の刺繍など18世紀の刺繍の再現
日時:11月23日(木・祝)、26日(日) 13:00~17:00