ナイキ(NIKE)のおすすめランニングシューズを紹介。ブランドを代表する「ペガサス」をはじめ、「ボメロ」、「ストラクチャー」の3シリーズをラインナップした。反発力・クッション性・安定感などそれぞれの特徴をわかりやすく解説し、これからランニングを始める初心者から長距離ランナーまで、目的に合った一足を見つけられるようサポートする。
2025年、ナイキはランニングシューズを刷新。これまで複数あったモデルを整理し、“反発力”は「ペガサス」、“快適性”は「ボメロ」、“安定感”は「ストラクチャー」と、特徴別に3つのシリーズに集約した。これにより、着用者が機能・目的に合わせてシューズを選択しやすくなった。
また、「ペガサス」と「ボメロ」には、性能の異なる3種類のモデルが展開されている。同じシリーズでも、モデルごとに履き心地や着地時のバランス、反発力の感じ方が異なるため、様々なモデルを試して、自分の足と感覚に合う一足を見つけてほしい。
1982年誕生の「ペガサス」は、ナイキ ランニングを象徴するシリーズ。ナイキが展開するランニングシューズで最も人気があり、幅広いランナーの足元を支えてきたモデルだ。
最大の特徴は、“反発力”。ソールに組み込まれる高反発のクッショニングシステムによって、着地の衝撃から次の一歩まで、大きなエネルギーリターンをもたらすよう設計。より速く、より遠くへ、足を押し出してくれる。
そんな「ペガサス」シリーズには、“反発力”が異なる3つのモデルがラインナップ。スペックのバランスに優れ、万人に愛される「ペガサス」、高反発&軽量の「ペガサス プラス」、そしてシリーズ最高反発の「ペガサス プレミアム」だ。
シグネチャーとなる「ペガサス」は、適度な“反発力”で走りやすさを実現した万能モデル。プロマラソン選手やアスリートの日々のトレーニングで着用されている。一方、初日から足になじむ癖のない履き心地で、これからランニングを始める人にもおすすめだ。
他モデルと比較し地面の感触をしっかり感じられるため、足裏で地面を捉える感覚が得られるのもポイントだ。なお、モデル名の後ろについた数字は、初代モデルから続くナンバリングとなっている。
「ペガサス プラス」は、高反発で軽量なモデルだ。ブランド史上最軽量のフォームとなる「ズームX(ZoomX)フォームミッドソール」を、前足部からかかとまでフルレングスで搭載。ぐんぐん前に進むライド感を楽しめるはずだ。
反発力を際立たせるため、全体的に軽量化しているのもポイント。アッパーには、軽量で通気性の高い「フライニット(Flyknit)」を採用している。その結果、シューズの重量は、メンズサイズ28.0cmで245gを実現している。(「ペガサス 41」は約297g)
シリーズで最も高反発なモデルは、「ペガサス プレミアム」。インパクトのある3層構造の厚底ソールによって、「ペガサス」の特徴である反発力を強化している。
特徴的なのは、シューズ側面から覗くフルレングスの「エア ズーム ユニット」だ。これまでソールの一部に使用されていた「エア ズーム ユニット」を初めてフルレングスで搭載。ダイナミックなエアーのパワーで反発力を高め、前への推進力を生みだす設計となった。