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エドワードグリーンのエレガンスと伝統の秘密を解き明かす、靴の聖地でのアトリエレポート

ロンドンのEuston駅から電車に乗って15分も経てば、ロンドンの都会の風景からは想像がつかない、のどかな牧草地帯が広がってくる。そのまま電車で1時間ほど揺られると、ノーザンプトンという町に着く。ここは、チャーチ(Church’s)ジョンロブ (JOHN LOBB)クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones)トリッカーズ(Tricker's)などイギリスを代表する名門シューズブランドを輩出した、'靴の聖地'とも言われる場所だ。そんなノーザンプトンの駅前でエドワードグリーン(EDWARD GREEN)のブランドアドバイザーであるユアンさんが迎えてくれた。

本社までの向かう車内で、早速ユアンさんは話し始めた。「上質な靴を製作するには、3つ重要な要素があります。上質な革、豊富な木材、そして、澄んだ水です。電車から見えたかもしれませんが、回りは牧草地帯です。革を鞣す際に必要な木も、澄んだ水もすべてここノーザンプトンに揃っています。だからここが靴の聖地になったのかもしれませんね」。

ブランドについて改めて伺うと、「洗練されたブリティッシュテイストを妥協なき最高級の品質で体現するのがエドワードグリーンです」とユアンさんは語る。

「エドワードグリーンは、1890年にここ、ノーザンプトンで誕生し、上質なミリタリーブーツを製作していました。当時からアーネスト・ヘミングウェイやコール・ポーター(アメリカの作曲家)らに愛用されていたんですよ。やがて、時代の変化に合わせてブーツから靴へと焦点を当てるようになりました。

創業者のエドワード・グリーンの“We are young enough to be conversant with present day ideas and needs, but old enough to apply the principles of shoe-making correctly”(現代のアイデアやニーズに精通するほどしなやかであるが、靴の本質は熟知している)という言葉が今も引き継がれていますね」。

>>次のページは「人々を魅了し続ける名靴達」について

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