メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)による「ミハラヤスヒロ モディファイド」が、表参道ヒルズ10周年アニバーサリーセレモニーとして、2016年3月17日(木)にランウェイショーを行った。

ミリタリーや古着が好き、そんな三原康裕の純粋な思いからスタートした「ミハラヤスヒロ モディファイド」。各国からセレクトしたヴィンテージアイテムを解体・再構築することで生まれるウェアは、古きよき時代の良さとモダナイズされたサイズ感を共存させた、独自のデザインが魅力だ。

ショー当日は、ミリタリーを象徴するMA-1やカモフラージュ柄のシャツなどをアレンジ。左右で異なるファブリックに切り替えたり、ローエッジ仕立てにしたり、いくつものパーツをパッチワークしたり…。また、ライダースジャケットは加工を施し、少し古びた感じに。デニムパンツには、グラフィックや大きなスターモチーフをペイントして、よりカジュアルでタウンユースしやすいアイテムへと昇華させている。

ラストは、モデルの菜々緒が登場。ホワイトのパッチワークドレスにゆったりとしたデニムジャケットを合わせて、フェミニティも感じさせるヴィンテージスタイルを提案した。

ショーを終了後には、「女性らしさと男性らしさを融合させているところが好み。」と身に纏った装いについてコメント。また、プライベートでもヴィンテージにはまっているという彼女は、「世界に一つしかないところが素敵だし、楽しい」とその魅力について話してくれた。

なお、表参道ヒルズに関しては「ここから日本カルチャーを発信していってほしい。メゾン ミハラヤスヒロの新ショップを含めて、ゆったりとお買い物したいです。」と語り、リニューアルに期待している様子をみせた。