クラシック音楽を香り化するフレグランスメゾン「ラニュイ パルファン(La Nuit parfum)」から、ショパンの「ピアノ協奏曲第1番」と、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」をテーマとしたオードパルファンが登場。2025年10月8日(水)から10月13日(月)まで開催される伊勢丹新宿店の「サロン ド パルファン 2025」にて先行発売される。
「ラニュイ パルファン」は、“肌で聴く名曲”をコンセプトに、クラシック音楽をフレグランスアイテムに落とし込むフレグランスメゾン。“記憶にしか残らない”という音楽と香りの儚げな共通点に着目した香りは、刹那的であるがゆえにラグジュアリーなムードを纏わせる。
そんな「ラニュイ パルファン」の新作は、“ピアノの詩人”とも呼ばれるフレデリック・フランソワ・ショパンの大曲《ピアノ協奏曲第1番》をテーマとした。ショパンが故郷ポーランド・ワルシャワを旅立ちウィーンに向かう際に書かれた楽曲だ。
煌びやかで優雅、かつ気高い旋律を奏でる楽曲を表現するうえで、ほのかにウッディな側面をもつ、上品でフローラルなイリスをキー香料として選んだ。温もりある華やかなジャスミンとサフランで幕を開けた香りは、優しくパウダリーなミモザとアンブレットへと移行し、最後にふんわりエキゾチックなパチュリが余韻を残す。
もうひとつの新作「ラ・ヴァルス オードパルファン」は、2025年に生誕150周年を迎えるフランスの作曲家モーリス・ラヴェルの《管弦楽のための舞踏詩 ラ・ヴァルス》をテーマに掲げた。「ラ・ヴァルス」は、フランス語でワルツのこと。曲の序盤でゆっくりと伝統的なワルツが顔を出し、穏やかな雰囲気を作り出したかと思えば、後半に向かって次第に崩壊していく。曲の終わり方も非常に特徴的な管弦楽曲だ。
ウッディ・スパイシーノートに仕上げたフレグランスは、渦巻くように音が変化する楽曲を肌で感じられるかのよう。清涼感のあるグリーンレモンとサイプレスの鮮烈なトップから、スパイシーかつウッディな魅力をもミドルとラストへと移り変わる。
なお「サロン ド パルファン 2025」では、六本木にあるフレンチレストラン「ローブ(L'aube)」率いるパティシエ・平瀬祥子とコラボレーションしたタブレット・チョコレートを50個限定で発売する。「ショパン ピアノ協奏曲第1番 オードパルファン」とペアリングするべく作られたチョコレートで、オレンジコンフィチュールやレモンピール+ベルガモットなど5種類のフレーバーがセットとなっている。
【詳細】
「サロン ド パルファン 2025」
会期:2025年10月8日(水)~10月13日(月)
※8日はエムアイカード会員のみ入場可能
場所:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
時間:10:00~20:00
※最終日は18:00まで
価格:
ショパン ピアノ協奏曲第1番 オードパルファン 19,800円
ラ・ヴァルス オードパルファン 19,800円
ショパン ピアノ協奏曲第1番 ショコラ 6,600円※限定50個