なお車は、1人乗り用と2人乗り用の2タイプを用意。2人乗り用の運転手は、普通自動車免許所持が必須条件となる。
怖いもの知らずの“絶叫上級者”におすすめしたいのが、最大高低差約34m、全長約84mの長い吊り橋を渡る「スカイエンド トレッキング」。踏み板の隙間からはジャングルの谷底が待ち構えており、思わず足がすくんでしまいそう。
足場には、踏み板をはじめ、ロープ状のものや丸太状ものなど、多彩なバリエーションを用意。歩みを進めるたびにぐらりと大きく揺れ、恐怖心を煽られる。手元のロープを頼りに、手に汗握りながら、一歩、また一歩と“空歩き”を楽しんでみて。
実際にスタート地点に立ってみると、地上から見ているよりも断然高い場所に感じられるのが不思議。なんと途中離脱はNGとなっているので、強い心臓の持ち主に限りチャレンジを推奨する。
そこまで高所に自信がないという人は、「ツリートップ トレッキング」をチョイスして。「スカイエンド トレッキング」の約半分の高さとなっているので、子どもやファミリーでも安心して楽しめそう。
「タイタンズ スウィング」は、やんばるの自然を体いっぱいに感じられる巨大ブランコ。高さ約18mの4人用ブランコに乗ると、後ろ向きにみるみる上昇。手元のロープを自身のタイミングで引っ張ることで、ブランコが落下し、風を切って高速スウィングする。
落下する瞬間は絶叫アトラクション特有のスリリングな浮遊感があるものの、その後のスウィングは気持ちよく穏やかに風を受けられるのが魅力。広大なジャングルの緑と、晴れやかな空の青を視界の中で行き来しながら、爽快な気分を楽しめる。
「ヒューマン アロー」はその名の通り、身体が“弓矢”のように上空に放たれるアトラクション。高さ15mの巨大発射台に乗ったら、限界まで目いっぱいに引っ張られ、ゴムの特性を活かして一気に発射。猛スピードで森の中に飛ばされる。風より早く空を切り森に飛び込む爽快感とともに、大自然を独り占めすることができる興奮体験となっている。
沖縄の空を高速で駆け抜ける、約280mのジップライン「スカイ フェニックス」にも注目。目の前に広がるやんばるの大自然に向かって両手を広げて生身でダイブすれば、鳥が大空を飛ぶような気分に。自然と一体化したような爽快感に包まれていく。
急落下の絶叫アトラクションを求める人には、「グラビティ ドロップ」と「バンジー グライダー」がおすすめ。「グラビティ ドロップ」は、約19mの高さでの宙吊り状態から、突然フックを外され真っ逆さまに落下する。まさに全てが解放され、ただ重力だけに身を任せた状態に。勇気を振り絞った後に見えるのは、南国の真っ青な空。ネットにやさしく包まれ着地したときには、この極限のスリルと興奮がやみつきになるかも。
また、「バンジー グライダー」は、地上約20mのタワーに立ち、今か今かと覚悟を決めようとしたときに、足下の床が突然外れて落下。さらに宙づり状態から、そのまま一気に前へ放り出され、上下に飛び跳ね、揺られるという大絶叫体験ができる。