映画『そして彼女たちは』ダルデンヌ兄弟が描く5人の若き母親たち、カンヌで脚本賞など受賞
ダルデンヌ兄弟こと、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌが監督・脚本を務める映画『そして彼女たちは』が、2026年3月27日(金)に公開される。
シェルターに身を寄せる5人の若き母親たち

映画『そして彼女たちは』は、若い母親のためのシェルターに身を寄せる、5人の母親たちの群像劇。ままならない生活の中、なんとか自分たちと子供たちのためにより良い生活を手に入れようと奮闘する姿を描く。若き母親たちの姿を通して浮かび上がる、母性や絆、葛藤、そして明るい未来への希望が、深い感動を呼び起こす作品となっている。
ダルデンヌ兄弟は『そして彼女たちは』について「『生命のもろさ』を守ること、育むこと、そして命が続いていくことをどう描くか」が「映画の核」であったと語り、「人が必要とすること」についても作中で描いているとコメント。若い母親たちが日々の中でいかにして希望を見出していくのかに注目だ。
ナレーションは有村架純
本作のナレーションは、ドラマや映画で活躍する有村架純が担当。「愛され方は知らない。でも、愛することはきっとできる」と強さと優しさのこもった声で、本作のコピーを読み上げた。
カンヌ国際映画祭で脚本賞&エキュメニカル賞

映画『そして彼女たちは』は第78回カンヌ国際映画祭にて脚本賞と、キリスト教関連の団体から贈られるエキュメニカル賞をダブル受賞。ダルデンヌ兄弟の映画がカンヌのコンペティション部門に選出されるのは10作品連続となり、脚本賞を受賞するのは『ロルナの祈り』に続き2度目である。
また、カンヌ国際映画祭コンペティション部門で主要賞を受賞するのは9賞目の快挙。パルムドール大賞を受賞した『ロゼッタ』『ある子供』、監督賞を受賞した『その手に触れるまで』など、数々の作品でカンヌ国際映画祭を常に盛り上げてきた。2023年公開の『トリとロキタ』では第75周年記念大賞を受賞している。
映画『そして彼女たちは』あらすじ
若くして妊娠した女性を支援する施設で共に暮らす5人の少女。彼女たちは頼る人を持たず、貧困や暴力などさまざまな問題を抱えている。「ひとりじゃ育てられない」「赤ちゃんなんて欲しくなかった」ーー戸惑い、悩み、苦しみ、なるべき家族像を見いだせないまま、母になる少女たち。押し寄せる孤独感に飲み込まれそうになっても、時に誰かに寄り添われながら、それぞれが歩むべき道を選び取っていく……。「愛する」ことをのぞむ彼女たちの切なる思いの溢れるまなざしが、観る者の胸に迫る。
【作品詳細】
映画『そして彼女たちは』
公開時期:2026年3月27日(金)
監督・脚本:ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ
出演:バベット・ファーベーク、エルサ・ホーベン、ジャナイナ・ハロイ=フォーカン、ルシー・ラリュエル、サミア・ヒルミ
原題:JEUNES MÈRES
英題:Young Mothers
©Les Films du Fleuve - Archipel 35 - The Reunion - France 2 Cinéma - Be Tv & Orange - Proximus - RTBF (Télévision belge) / Photo©Christine Plenus
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