カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに登場した小松菜奈。女優として最高峰のステージに、小松が選んだのは、シャネル(CHANEL)の赤リップだった。勝負のときの赤リップの纏い方とは?コーディネートの手順を小松奈菜と一緒に追いながら、メイクのコツを探る。
1)着用シーンとなりたい自分をイメージ
ドレスアップする場面で、まず考えることは着用するシーン。カンヌ国際映画祭では、深夜に上映する「ミッドナイト・スクリーニング部門」に招待されていたため、“夜に映える”ことを意識。「パッと華やかな女性」「かっこよく芯のある女性」にみえるようコーディネート組みをスタート。
2)ポイントアイテムを選ぶ
理想の姿が決まったら、それに沿った“主役級のアイテム”を決める。「かっこよく芯のある女性」を起点に小松奈菜が選んだのは、シャネルの赤リップだ。「シャネルのアイテムは、自信を与えてくれる。私のお守り的存在なのです。」
■スタイリングのヒント
特別な瞬間に向けて、自分を元気づけるコスメを選ぶHOW TOはマネできそう。
晴れやかな舞台に合わせて、シャネルのリップコレクションの中でも“至高”と呼ばれる、高級ライン「トランテアン ル ルージュ」をセレクト。しっとり光沢のあるサテン質感をチョイスして、ハイジュエリーのように上品な輝きを唇に纏わせた。
■スタイリングのヒント
勝負の日は、憧れコスメに手を伸びして、スタイリング。自信がみなぎって、気持ちもポジティブになれるかも。
3)主役を引き立てるアイテム選び
コーディネートのポイントが決まったら、主役が映えるアイテム選びと組み合わせが大事。リップに大胆な赤をのせた分、目元は肌なじみのよいゴールデンカラーのアイシャドウで引き算した。アイライナーもリキッドタイプを選んで目元を強調させながらも、控えめな細ラインで、赤リップを引き立てる。
■スタイリングのヒント
顔全体でメイクを考える。鮮やかなカラーアイテムを取り入れるときは、他をベーシックカラーで揃えて。
4)洋服とメイクを連動させる
メイクが終わったら、次はネイル選び。リップやアイシャドウとリンクした色を選ぶのももちろん良いが、ドレスと合わせるのが小松奈菜流。ブラックドレスと同じ黒色のネイルで「かっこよく芯のある女性」を演出した。
■スタイリングのヒント
気づかぬうちに視線を集めている手元や指先。小松奈菜のように洋服とリンクさせたり、メイクと同系色のネイルを選ぶだけで、コーディネートの差がつくはず。
小松菜奈は、第78回カンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニング部門にて、公式上映された映画『8番出口』に出演。ウォーキングシミュレーターゲーム「8番出口」を映画化した作品で、地下通路に閉じ込められた男の脱出劇が描かれる。登場人物は小松菜奈、主演の二宮和也を含めてわずか5人。監督は、『告白』『悪人』『怪物』の川村元気だ。
【詳細】
小松奈菜 使用メークアップ
■スキン
・サブリマージュ ラ クレーム シュプレーム
■フェイス
・レ ベージュ タン ベル ミン イドゥラタン B20
・レ ベージュ オー ドゥ ブラッシュ ライト ピンク
■アイ
・レ ベージュ パレット ルガール ゴールデン
・シニャチュール ドゥ シャネル 10 ヌワール
・ル ヴォリューム ドゥ シャネル ウォータープルーフ 10 ヌワール
■リップ
・ル クレイヨン レーヴル 184 ルージュ アンタンス
・トランテアン ル ルージュ ルージュ 2.55
■ネイル
・ヴェルニ 161 ル ディアブロン シャネル
・ラ クレーム マン テクスチャー ドゥース
【問い合わせ先】
カスタマー ケア センター
TEL:0120-525-519