ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)が、世界各都市の素敵な女性をピックアップし、インタビューとともに、彼女たちの身に付けたコレクションを紹介していく「One City, One Girl」シリーズ。この2014年冬は、シーン・トーマスの撮影により、シリーズ初となるムービーが制作された。登場するのは、アメリカのボーカルデュオ、MS MRのリジー・プラピナー。
レトロなテイスト漂うムービーでは、2014年冬コレクションとして展開される、ジッパーで装飾されたGilberコートやHarrietフリンジドレス、限定アイテムのプラットフォームスターシューズなどを着用したプラピナーが、ニューヨークを象徴するストリートを闊歩。ステラ マッカートニーのアイテムを身にまとい、ショッキングピンクのウェーブヘアをなびかせる彼女のスタイルは、ニューヨークの風景を鮮やかに彩っている。
そんなリジー・プラピナーが今回のシューティングで自らのファッション観について語った。
コレクションのアイテムで、あなたのワードローブに一番重要なものはどれですか?
間違いなく、 Elyseスターシューズです。特に、シルバースターのついた白のものです。毎日履きたい素晴らしいアイテムですが、ステージにもぴったりです。このシューズは私が敬愛するグラマーなロックスタイルにセクシーで大胆なテイストがあり、まるでデヴィッド・ボウイのクローゼットから取り出してきたよう。それはそうと、私はオーバーサイズのコート類も大好きで、2014年冬コレクションには選ぶのにゴージャスなものがたくさんあります。
撮影でのお気に入りルックはどれですか? その理由は?
一番好きなルックは、ネイビーブルーのフリンジミニドレスです。 実はこれまでの公演の中のお気に入りで 、大観衆の前で行ったショーの一つであるボナルーでの公演でこのドレスを着て、とても好きになったんです。ドレスが強調する動きや、とてもエレガントである一方でダイナミックさを感じさせる、アクティブでスポーティなエッジもとても気に入っています。
ファッションと音楽は連動すると思いますか?
間違いなくそうです。私の音楽的ヒーローのほとんどは、デビー・ハリー、シャーディー、グウェン・ステファニーやキャスリーン・ハンナなど私のファッション的アイコンでもあります。ファッションは通常、時間をかけて音楽とともに、あるいは音楽と反応して発展し変化するものだと思います。しかし、アーティストの個性や表現の延長としてのファッションのパワーも大好きです。それは、私にとって自分自身をアーティストと定義づけるのにとても重要なものですし、楽しみでもありますね。