ato(アトウ)、2010-2011年秋冬コレクション

「ato(アトウ)」が2010-11A/Wコレクションを発表した。「UNISEX」をメインテーマとし、服における男女の性差をより少なくすることを目的とし、テーラード、トラッド、ミニマリズムの要素を取り入れたデザイン、スタイリング。

1.テーラード
ベーシックなテーらリングで使用される、チョークストライプ、バーズアイ、ウィンドペンを素材に取り入れ、atoらしいパターンとファンクショナルなデザインに落としこみ、裏地に使用されるカラフルなストライプ生地で作ったアクセサリーでスタイリングの幅を広げている。色もまた紺、グレーといったベーシックカラーにし、よりテーラード要素を強調。

2.トラッド
シンプルなIVY的なシャツやパーカ、ハットといった定番アイテムを加えることにより、テーラードにおけるフォーマルなイメージを取り除き、リアリティのあるスタイルを提案。トラッドミックススタイルのカラーには、ベージュを差し込み、レイヤードスタイルをライトに仕上げた。

3.ミニマリズム
ミニマルな男女共有できるアイテムに重点を置き、さらにフォーマルとカジュアルの融合を実現させるようなシーンを選ばない、今最も必要とされる服をデザインし、スタイリングにも落とし込んでいる。今までと違うスタイルを成立させるため、ミリタリーの要素、ラップパンツ、サルエル等の多くのデザインをパンツに取り込んでいるのも今シーズンの特徴。