2001年、東京・表参道にセレクトショップ「シンゾーン(Shinzone)」がオープン。2015年、手掛けていた2つのブランド「マイ ダルタニアン」と「ミラーオブシンゾーン」が統合し、ブランドも「シンゾーン」として展開。
シンゾーン(SHINZONE)は日本のセレクトショップであり、またそのオリジナルブランド。
シンゾーンのショップコンセプトは「デニムに似合う上質なカジュアル」。アイビー&プレッピーをベースとしたベーシックなアイテムをモダンにブラッシュアップして提案。服を愛する人たちに向けて、旬のムードを持っていながらもタイムレスな日常着を展開する。また、洋服だけにとどまらず、カルチャーも発信していく。
2024年秋にリブランディングし、クリエイティブディレクターは前任の染谷真太郎から新ディレクター兼デザイナーの染谷由希子に交代。「いい素材を使い、縫製も仕立てもきちんとした、長く着られるもの」を中心とした物作りを目指す。素材や仕立てへのこだわりをより深めていき、コンセプトを従来の「デニムの似合う上品なカジュアル」から「デニムの似合う上質なカジュアル」へとアップデート。「上質」=「最高のデザイン」という考えのもと、着たときに「上質さ」を感じられるようなウェアを揃える。
2001年、東京・表参道に「シンゾーン」オープン。
2015年春夏コレクションより、染谷真太郎が手掛けていた「マイダルタニアン」と「ミラーオブシンゾーン」(※)の2つのブランドが統合し、ショップ名と同じ「シンゾーン(SHINZONE)」としてスタート。
※「マイ ダルタニアン」は、“上質なリアルクローズを提案すること”がコンセプト。ブランド名の由来は、三銃士の主人公、ダルタニアンから。名前は可愛いが、ダルタニアンは非常に勇敢で中身のある「芯」の通った人物。見た目は可愛くカッコいいけれど、実際にも着心地が良いクオリティの高い服を発信している。いつも隣にいるパートナー、という想いがブランド名にこめられている。「ミラーオブシンゾーン」は、デニムを軸にメンズライクなスタイルを提案している。サイズバランスにこだわった、ありそうでないバランスを追求している。ブランド名には、シンゾーンのスタイルを「鏡」のように表すという意味を込めている。
2024年秋冬シーズンにリブランディング。新ディレクター兼デザイナーに、染谷由希子が就任。
シンゾーンのディレクター兼デザイナーは染谷由希子。幼い頃よりデザイナーを志し、将来フランスで仕事することを考えてフランス語学科のある高校に進学。その後文化服装学院にて服づくりを学び、国内メーカーに就職。後にドメスティックブランドからコレクションブランドまで様々なブランドで経験を積み、フランス・パリのスタジオベルソー(Studio Berçot)に留学。留学中にもシューズブランドやプレタポルテ、オートクチュールブランドでインターンを経験し、帰国後にツモリチサトに入社。2024年秋、シンゾーンのディレクター兼デザイナーに就任。