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ルイ・ヴィトン:LOUIS VUITTON
ブランドの始まり
1854年、荷作り用木箱製造兼荷作職人であったルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が世界最初の旅行鞄のアトリエ「ルイ・ヴィトン」を設立。
ルイ・ヴィトンについて
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は1821年、スイスとの国境に近いジュラ山脈アンシェイ村で生まれる。家業は粉屋。1835年に養母と折り合わず家出。働きながら旅を続ける。パリまでくるとルイは荷造り用木箱製造兼荷造り職人の見習いとなる。
輸送機関の発達に注目し、従来の蓋の丸いトランクから、積み上げることが簡単な平らな蓋を持つトランクを考案。革よりも軽い防水加工を施したグレーの無地コットン素材「グリ・トリアノン・キャンバス」を張って作ったトランクは評判を呼び、ナポレオン3世の皇妃ユージェニーが、旅行用衣装箱を発注し、名声が高まる。
1896年、コピー商品を防止するために、世界で最初にモノグラム柄を用いた。「L」を「V」と花と星を組み合わせた。この模様は、2代目のジョルジョ・ヴィトンが考案。当時流行していたジャポニズムの影響下にあったヨーロッパで、ジョルジュが日本の家紋などからインスピレーションを受けて生まれたといわれている。これは王侯貴族をはじめ、上流社会の人々を魅了した。
1987年、ヘネシー社と合併。LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループの誕生。その後、クリスチャンディオールを率いるベルナール・アルノーがLVMHの株を取得し、議長(チェアマン)に就任。こうしてアルノーは一大ファッション帝国を築き上げる。1997年、ニューヨークのデザイナーであるマーク・ジェイコブズを起用し、アパレル分野に進出した。
これは、旅行鞄やバッグが有名で、コレクションに使用するの服を運ぶ入れ物を作っていたブランドが、服作りを始めたということで、ファッション業界でも象徴的な出来事だった。服作りのコンセプトは、「機能的」あるいは「実用的」で初コレクションから大好評を博す。コレクションではモデルが新作のバッグを披露する形式をとった。
一方、当のマーク・ジェイコブス本人は、実情として、プレタポルテタを開始して数年は、これまでモード(ファッション)になかったルイ・ヴィトンのイメージを作り上げるのに非常に苦悩したと語っている。
マーク・ジェイコブズの戦略のもと、バッグの分野も伝統を重視しつつ、次々に改革をはじめ、1998年、ダミエ・ラインが定番商品として復活した。その他にも、村上隆とのコラボレーションなど、さまざまな挑戦を続けている。
ルイ・ヴィトン社は現在LVMHのグループに属する中心的なブランドであり、ルイ・ヴィトンの他に、ロエベ、セリーヌ、クリスチャン・ディオール、ジバンシー・クチュール、ケンゾー・クチュール、エミリオ・プッチ、フェンディ、ダナ・キャラン、ゼニス、タグ・ホイヤー、ショーメ等が関連企業にあたる。
2008年9月、コムデギャルソンとの期間限定ショップ「ルイ・ヴィトン・アット・コム・デ・ギャルソン」を東京・青山にオープン。