東京・銀座のコリドー街に複合商業施設「グランベルスクエア(GRANBELL SQUARE)」がグランドオープン。
新たに開業する「グランベルスクエア」は、銀座7丁目コリドー街の中心に位置する、地下3階・地上10階建てのホテル・商業施設などから成る複合商業施設。スパサウナ施設やホテル施設、飲食店、ルーフトップレストラン、ナイトクラブなどを内包する。
「スパ&サウナ コリドーの湯」は、4月10日(月)にオープンしたスパサウナ施設。施設内には、サウナ・水風呂・外気浴場・内湯に加え、アルコール含むドリンク類や軽食を用意するライブラリーラウンジ、リクライナースペース、ワーキングスペースを備える。設計は、数々の銭湯設計を手がける今井健太郎が担当し、デザイン性のある温浴空間に仕上げた。
「内観へと誘う空間」をコンセプトとするスパ施設は、ミニマルな設えで、光の演出に包まれる非日常的な空間が魅力だ。サウナ施設では、オートロウリュ機能搭載した温度90度のドライサウナ室を設ける。15分に一度はアルマロウリュを体験することも可能だ。女湯には、ドライサウナだけでなく45度のスチームサウナも備えられている。
そのほか、ひとりでもグループでも気軽に食事を楽しめるカウンター席のお食事処、テレビ付きのリクライナーや、デスクスペースなどが完備された休憩処もあり、銀座のど真ん中でゆったりとくつろぎのひと時を過ごすことができる。
グランベルホテルグループ初となるプレミアムタイプのデザイナーズホテル「ギンザ ホテル by グランベル(GINZA HOTEL by GRANBELL)」も、全面開業に先駆けて4月24日(月)にオープン。ルーフテラス全体を取り込んだ開放的なフロントロビーでは、チェックイン・チェックアウトだけでなく、コーヒー・紅茶などのドリンクを楽しみながら、ラウンジのように寛ぐことができる。
また客室は、6階から9階までの4フロアに全102室を用意。アールデコ調をモダンに仕上げたシャープなデザインモチーフとマテリアルで構成する。
最上階の10階には、ステーキハウス「ビーフ ステーキ クラブ キヨ ギンザ(BEEF STEAK CLUB KIYO GINZA)」が誕生。同店では、19世紀から20世紀初頭にかけて、イギリスやアメリカなどで存在した会員制社交クラブを再現し、贅沢な空間とサービス、特別な食でもてなす格式あるビーフステーキクラブを展開する。
店内では、原始的調理法である「チャコールグリル」によって肉を最高の状態に焼き上げて提供。牛肉は、USビーフの中でも最高ランクに位置付けられる「プライム」の熟成肉を採用している。また、サイドディッシュには、ロブスターやクラブミートなど贅沢なシーフードも用意している。
さらに同フロアには、新たな“大人の秘密基地”「ルーフトップ バー ピロ ギンザ(Rooftop Bar piro ginza)」も。アメリカで禁酒法が施行されていた時代にこっそりと営業していた“スピークイージーバー”の雰囲気を再現した店内では、“もぐり酒場”のドキドキ感を感じながら、独創的なカクテルを楽しむことができる。スモークや炎などを駆使した最先端の“ミクソロジーカクテル”にも注目だ。