2022年に上演が予定されている舞台から<おすすめミュージカル>を特集。劇団四季の注目作品から世界中で再演を重ねている人気ブロードウェイミュージカルまで、東京・大阪など全国各地の劇場で上演されるおすすめミュージカルをまとめてみた。
本特集ではチケット発売日、公演スケジュール、主要キャストの情報に触れながら“上演開始日順”で紹介。「詳細はこちら」をクリックすると、物語のあらすじや各劇場の場所も確認できるので、気になる人は一緒にチェックしてみて。
※随時更新
2021年に引き続き劇団四季のJR 東日本四季劇場[春]では、ディズニーミュージカル『アナと雪の女王』を上演。ストーリーはアニメーション版で監督も務めたジェニファー・リーが、音楽は「Let It Go」でアカデミー歌曲賞を受賞したロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が担当する。劇中では、「生まれてはじめて」「雪だるまつくろう」等のオリジナル楽曲に加え、10曲以上もの新曲が披露される。
■ミュージカル『アナと雪の女王』
上演期間:2021年6月開幕~ロングラン上演
会場:NOMURA 野村證券 ミュージカルシアターJR東日本四季劇場[春]
東京・有明ガーデン内に開業した「有明四季劇場」では、アフリカ・サバンナの大地を舞台にライオンの子・シンバの成長を描いた人気ディズニーミュージカル『ライオンキング』をロングラン上演。インドネシアの影絵や日本の文楽・歌舞伎など、東洋のパフォーミングアーツから着想を得て作り上げた、アニメとは全く異なる独創的な世界観も魅力の一つとなっている。
■ディズニーミュージカル 『ライオンキング』東京公演
上演期間:2021年9月26日(日)開幕~ロングラン公演
会場:有明四季劇場
※チケット発売中
『ロボット・イン・ザ・ガーデン』は、16年ぶりの劇団四季オリジナル一般ミュージカルとして2020年10月に開幕した作品。原作は英国の作家デボラ・インストールが2015年に出版し、2016年にベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選出された同名小説だ。劇中では、アンドロイドが人間に代わって家事や仕事を行う近未来を舞台に、無気力に日々を過ごす主人公・ベンと壊れかけのロボット・タングが出会い、タングを直すための旅に出かける姿を描く。
■劇団四季ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』
<東京公演>
上演期間:2021年12月22日(水)~2022年1月23日(日)
会場:自由劇場
<京都公演>
上演期間:2022年2月23日(水・祝)~4月16日(土)
会場:京都劇場
<全国公演>
上演期間:2022年5月14日(土)開幕
スタジオ地図・細田守による長編アニメーション映画『バケモノの子』が、劇団四季史上最大のオリジナルミュージカルとして2022年4月より長期公演が行われる。脚本と歌詞は、映画『アナと雪の女王』や劇団四季の『アラジン』で訳詞を手掛けた高橋知伽江が、演出は劇団四季の海外ストレートプレイ『恋におちたシェイクスピア』などを手掛けてきた青木豪が務める。
■ミュージカル『バケモノの子』
公演期間:2022年4月30日(土)開幕
会場:JR東日本四季劇場[秋]
チケット発売:2022年2月一般発売予定
※公演情報は2021年6月8日(火)時点のもの。最新情報については、劇団四季オフィシャルウェブサイトを確認。
A.B.C-Zの橋本良亮が主演を務める『スワンキング』は、バイエルン王国の国王・ルートヴィヒ二世と作曲家・リヒャルト・ワーグナーにフォーカスした日本発の新作ミュージカル。芸術をこよなく愛す若き国王・ルートヴィヒ二世役をは、ミュージカル初主演となるA.B.C-Zの橋本良亮が演じ、ルートヴィヒ二世から寵愛を受け、オペラに全てを捧げた天才作曲家・ワーグナー役は、別所哲也が務める。
■ミュージカル『スワンキング』
<東京公演>
公演日程:2022年6月8日(水)~17日(金)
会場:東京国際フォーラム(ホールC)
※その後、愛知、大阪、福岡公演あり
チケット一斉発売日:2022年4月16日(土)10:00~
『マダガスカル』『カンフー・パンダ』など様々な子供向けアニメ映画を手掛けてきた、ドリームワークスが2001年に制作したアドベンチャーコメディ映画『シュレック』。そのミュージカル版となる『シュレック・ザ・ミュージカル』が主演にspiを迎え、日本初演を果たす。
■ミュージカル『シュレック・ザ・ミュージカル
<東京公演>
開催期間:2022年8月15日(月)~28日(日)
会場:東京建物Brillia HALL
スティーヴン・スピルバーグが監督を務め、主役の天才詐欺師をレオナルド・ディカプリオ、彼を追うFBI捜査官をトム・ハンクスが演じた映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のミュージカル版。主演は、本作でブロードウェイミュージカルに初挑戦するSnow Manの岩本照が担当する。
■ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
<東京公演>
上演期間:2022年8月11日(木・祝)~9月4日(日)
会場:東京国際フォーラムホールC
<大阪公演>
上演期間:2022年9月9日(金)~9月15日(木)
会場:オリックス劇場
SixTONES京本大我が主演と音楽を務めるオリジナルミュージカル『流星の音色』は、1年に1度だけ橋が架かる2つの星を舞台に、初めての恋と悲劇を描く幻想的な作品。演出は、オリジナルミュージカル初演出に挑む滝沢秀明が務め、脚本は、映画『るろうに剣心』や『鳩の撃退法』などを手掛けてきた藤井清美が担当する。
■オリジナルミュージカル『流星の音色』
<東京公演>
上演時期:2022年8月
会場:新橋演舞場
住所:東京都中央区銀座6-18-2
<地方公演>
上演時期:2022年8月・9月
ありきたりな人生を送りたくないと悩む王子ピピンが、さまざまな体験をしながら、生きる意味を模索する姿を描いたミュージカル『ピピン』が2022年夏に再演される。日本初演で城田優が演じたピピン役は、森崎ウィンが担当。ピピンの人生に大きな影響を与えるシングルマザー・キャサリン役は愛加あゆが演じる。
■ブロードウェイミュージカル「ピピン」
<東京公演>
上演期間:2022年8月30日(火)~9月19日(月・祝)
会場: 東急シアターオーブ
<大阪公演>
上演期間:2022年9月23日(金・祝)~27日(火)
会場: オリックス劇場
ミュージカル『夜の女たち』の原作となるのは、1948年の戦後すぐに公開された映画『夜の女たち』。作品では、戦後間もない大阪釜ヶ崎を舞台に、生活苦から夜の闇に堕ちてしまった女性たちが、必死に生き抜こうとした姿を描いている。主人公には、江口のりこを起用した他、前田敦子、伊原六花、前田旺志郎、北村岳子、福田転球、大東駿介 、北村有起哉ら実力派キャストが名を連ねる。
■ミュージカル『夜の女たち』
<神奈川公演>
上演期間:2022年9月3日(土)~19日(月・祝)
会場:KAAT 神奈川芸術劇場〈ホール〉
※全国ツアー公演も実施
1988年に公開された同名映画をもとに、2002年にブロードウェイで上演された人気ミュージカル『ヘアスプレー』の日本版が、2022年9月に待望の初演を果たす。主人公トレイシー役は、ミュージカル初主演となる渡辺直美が演じるほか、母親・エドナ役にはベテラン俳優・山口祐一郎を起用した。
■ミュージカル『ヘアスプレー』
<東京公演>
上演日程:2022年9月17日(土)~10月2日(日)
会場:東京建物Brillia HALL
※他、福岡、大阪、名古屋公演あり。
誰もが知る天才音楽家・ベートーベンの生涯を、彼が手掛けた音楽とオリジナル楽曲で描いたミュージカル『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』。日本版初演となる今回は主演・青年期のルードヴィヒ役に中村倫也を起用。上演台本・演出は、残酷歌劇『ライチ 光クラブ』や『八犬伝』などで中村とタッグを組んできた河原雅彦が担当する。
■ミュージカル『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』
2022年10月・11月
経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーが、ドラァグクイーンのローラに出会ったところから物語が始まるブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』。日本版3度目となる本公演には新たに城田優がキャストに加わり、前二作で三浦春馬が演じていた「ローラ」役を演じることに。また初演以来、作品を牽引してきた「チャーリー・プライス」役の小池徹平をはじめ、「ローレン」役のソニン、「二コラ」役の玉置成実、「ドン」役の勝矢、「ジョージ」役のひのあらたと、おなじみのキャストも集結している。
■ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』<東京公演>
上演期間:2022年10月1日(土)~11月3日(木・祝)
会場:東急シアターオーブ
チケット一般発売日:2022年9月3日(土)
<大阪公演>
上演期間:2022年11月10日(木)~11月20日(日)
会場:オリックス劇場
チケット一般発売日:2022年10月1日(土)
『ジャージー・ボーイズ』は、“ザ・フォー・シーズンズ”の実話に基づくミュージカル作品。劇中で披露される音楽は、『シェリー(Sherry)』『君の瞳に恋してる(Can’t Take my eyes off of you)』などザ・フォー・シーズンズのヒット曲で構成されている。日本初演に続き2回目の公演となる『ジャージー・ボーイズ』の演出は、藤田俊太郎が続投。フランキー・ヴァリ役は中川晃教と人気グループ・Da-iCEのヴォーカル兼パフォーマーの花村想太がWキャストで務める。
■ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』
上演時期:2022年秋
場所:日生劇場
ハプスブルク帝国最後の皇后エリザベートと、彼女を愛した黄泉の帝王“トート=死”が織りなすミュージカル『エリザベート』。2022年版ではタイトルロールのエリザベート役を花總まりと愛希れいかがWキャストで、トート役を山崎育三郎、古川雄大、井上芳雄がトリプルキャストで演じる。
■ミュージカル『エリザベート』
東京公演
上演期間:2022年10月9日(日)~11月27日(日)
会場:帝国劇場
※その後、愛知公演、大阪公演、福岡公演を実施する