上品なセットアップスタイルもおすすめ。グッチ(GUCCI)は起毛感のあるダークグリーンのジャケットとレザーシューズで、細身かつシックなスタイルをベースに。一方で、インナーのタートルネックニットに選んだターコイズブルーや手元に添えたバッグのレッドで、フレッシュなアクセントをきかせた。
ダウン系アウターは、ボリューム感を抑えたものを選ぶと着こなしやすい。アタッチメント(ATTACHMENT)は、ぽってりとしたフードが特徴的なプルオーバーのダウンzを、細身のパンツとコーディネート。大ぶりなショルダーバッグやスニーカーまでモノトーンに統一し、クールな印象にまとめた。
ダウンジャケット独特のシルエットをあえて活かすのも楽しそうだ。オーラリー(AURALEE)のようにホワイトやペールトーンを主体に組み立てると、ボリューム感がありつつもクリーンな雰囲気を演出できる。
ハードな印象が出やすいライダースジャケットは、シルエットやカラーリングで柔らかさを出すのがポイント。08サーカス(08sircus)はブラックのレザーブルゾンを選びつつも、インナーやパンツに柔らかなトーンを選び、全体としてややゆったりとしたシルエットにまとめることで、穏やかな雰囲気にまとめた。
ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)は、艶かしく光沢を放つレザージャケットを暖色アイテムとコーディネート。ベージュのチェックがクラシカルなロングシャツや鮮やかなレッドカラーのパンツで、レザーの冷たさを中和した。肌寒くなる時期にはマフラーも手放せない。こちらもオレンジを選んで、温かみのある着こなしにまとめている。
レザーブルゾンが持つ細身のシルエットを引き立てるのも、クールな着こなしだ。セリーヌ(CELINE)のように、ジャケットと同色のブラックでスキニーパンツやシャープなブーツを合わせれば、レザーの表情を活かしたスタイリッシュなコーディネートになる。タックインしたシャツも、色気を引き立てている。