ガンリュウ(GANRYU)の2016年春夏コレクションが、2015年7月28日(火)、東京・南青山のIDOL(アイドル)で発表された。
落ち着いたジャケットスタイルから始まったショーは、タキシード風に見えるだまし絵のTシャツやウール地のハーフパンツといったアイテムを挟み、デニム地をセレクトしたり、スニーカーを合わせたりとカジュアルな要素を織り交ぜながら進行していく。
中盤からは、スナップボタンのジャケットやテバ(Teva)とのダブルネームサンダルが登場し、より軽快なムードに。シャツも種類豊富に提案され、ポケットのような大きな四角い布をパッチワークしたものや、濃淡のインディゴ地を張り合わせたものなどが揃う。終盤は、レッドやイエロー、ブルーといった強い色彩がメインに。鮮やかなジャケットやチェックシャツ、ショートパンツを取り入れた、快活な着こなしが披露された。
ウィメンズは、ノーカラーのスーツスタイルが印象的。デニム地、ケミカルウォッシュ加工など、こちらもカジュアルな要素を選び続けているが、とてもエレガントに見える。中盤からは、ジャケットを開け、ショート丈のトップスを忍ばせ、ストリートに添った仕上がりに。ラストは、エナメル素材を合わせたTシャツとサルエルパンツが主役となり、着心地のよいワードローブが提案されていた。