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ゴダール×トリュフォー、SF映画対決!『アルファヴィル』『華氏451』が渋谷で限定上映

ゴダール×トリュフォー、SF映画対決!『アルファヴィル』『華氏451』が渋谷で限定上映 | 写真

2014年12月27日(土)から2015年1月16日(金)の期間、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムでフランスSF映画の上映イベントが開催される。

フランス映画といえば、恋愛映画を思い浮かべる人が多いかもしれない。ただその印象とは裏腹に、フランスはSFという芸術ジャンルにおいても映画史的に大きな役割を果たしている。

例えば『海底2万里』などの小説を手掛け“SFの父”と呼ばれるジュール・ヴェルヌ、スローモーションなどの特撮技術を開発した“SF映画の発明者”ジョルジュ・メリエスはともにフランス人だ。

期間中は、フランスSF映画の中で今もなおファンに語り継がれているゴダール監督作『アルファヴィル(ALPHAVILLE)』と、トリュフォー監督作『華氏451』がそれぞれ上映される。

ヌーヴェル・ヴァーグで映画に革命を起こした2人の監督が作り上げた“センス・オブ・ワンダー”の世界、この機会に是非体験してみてはいかがだろう。

■ジャン=リュック・ゴダール監督『アルファヴィル』
人工知能アルファ60によって支配されている銀河帝国を舞台に、一切の感情を失った独裁者の娘に人間性を回復させようとする、孤独な男の闘いをクールなモノクロで描いたハードボイルドSFの傑作。特撮は使用せず、60年代パリの建築物の実景を利用して描かれた都市空間、文学的引用の多い台詞など、ゴダールらしい実験精神に溢れた1本だ。

■フランソワ・トリュフォー監督『華氏451』
SF文学の巨匠レイ・ブラッドベリの原作をもとに映画化された本作は、読書が禁じられた近未来の超管理社会を舞台に、焚書官の男と本を所持している女の子の心の交流を描いた異色作。古今東西の名作が多数引用される場面は、読書家でもあるトリュフォーならでは。ネット依存で活字離れが進む現代を予見していたともいえる傑作。

【上映情報】
●上映時間1
期間:2014年12月27日(土)〜2015年1月2日(金)
2015年1月10日(土)〜1月16日(金)
作品:
『華氏451』 11:30/16:30
『アルファヴィル』14:00/19:00
※12月31日の19:00、元旦の11:30は休映。

●上映時間2
期間:2015年1月3日(土)〜1月9日(金)
作品:
『アルファヴィル』11:30/16:30
『華氏451』14:00/19:00

料金:一般1,500円、学生・シニア1,200円、小・中・高・会員1,000円(元旦から1,100円)
場所:シアター・イメージフォーラム
住所:東京都渋谷区渋谷2-10-2

【前売券】
発売日:12月6日(土)
場所:劇場窓口
料金:2,600円(税込) ※2回券。
特典:オリジナルポストカード

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