「ボメロ」は、“クッション”性に優れるシリーズ。足への負担を減らし、快適にランニングをしたい人におすすめだ。高いクッション性を誇る厚底ソールが特徴で、プロランナーの日々のトレーニングから、足の疲労を取るために行うリカバリーランまで、幅広く着用されている。またランニング初心者はもちろん、ウォーキングや街履きにもおすすめしたいモデルだ。
「ペガサス」同様に、「ボメロ」にも3つのモデルがラインナップ。クッション性とサポート性のバランスが良い「ボメロ」、快適な履き心地へと進化した「ボメロ プラス」、最高のクッショニングを搭載した「ボメロ プレミアム」だ。
「ボメロ」は、クッション性とサポート性のバランスが良い、シリーズの顔となるモデル。快適性にこだわり、アップデートを繰り返してきた。
新モデル登場ごとに快適性が増す「ボメロ」は、ソフトな履き味と、緩やかにカーブしたソール形状による踏み出しのサポートが特徴。かかとでやわらかく着地した後、なめらかに転がるような感覚で前足部に移動できるので、スムーズに次の一歩を踏み出せる。
「ボメロ」のクッショニング機能をレベルアップさせたのが、「ボメロ プラス」だ。ナイキで最も大型で、やわらかな「ズームフォーム」をフルレングスで搭載。「ボメロ」と比較し、前足部の厚みが増して、足裏が地面から離れる瞬間に、ぐんと押し出されるような推進力を感じられる。
また通気性に優れたメッシュアッパーを採用し、全体を軽量化。シューズの重量は約292gと、約325gの「ボメロ 18」と比較し大幅に軽くなっていることも、高い快適性に貢献している。(メンズサイズ28.0cm比較)
「ボメロ プレミアム」は、シリーズで最も高いクッション性能を持つ厚底ランニングモデル。厚さ55mmの「ズームXフォーム」と2つの「エア ズーム(Air Zoom)ユニット」が一体となり、着地の際に足をやわらかく包み込むような感覚を実現した。
サイドから覗く特徴的な2つの「エア ズーム ユニット」が、ポンプのように膨張・収縮することで、衝撃を低減しつつ反発力を生みだす。エネルギーを効率よく推進力に変えることで、着用者はテンポよく走ることができる。
「ストラクチャー」は、走りの“安定感”にフォーカスしたシリーズ。着地時に足がぐらつくと、足首だけでなく膝や腰にまでダメージが及ぶ可能性がある。特に厚底のランニングシューズは、着地時の衝撃は吸収されるものの、着用者の筋力やバランス力によっては不安定になりやすい。
そんな不安を解消するのが「ストラクチャー」シリーズだ。ミッドソール中足部(土踏まず部分)が盛り上がっており、足裏にぴったりとフィット。着地時の足のぐらつきを防ぐべく、ソールは少し硬めに設定されている。
シリーズの顔となる「ストラクチャー」は、中足部が盛り上がった左右非対称のミッドソールで足裏にフィットする、高いホールド感が魅力のモデル。2024年パリオリンピック 1,500mの金メダリスト、コール・ホッカーも愛用する1足だ。
中でも「ナイキ ストラクチャー 26」は、ミッドソールに従来よりも少しやわらかく、反発力も向上した新しい「リアクトX(ReactX)」フォームを採用。安定感はそのままに、少しソフトな着地感となった。
なお他モデル同様、「ストラクチャー」シリーズも、より安定感がレベルアップしたモデルが登場予定となっている。