新国立劇場バレエ団によるバレエ『シンデレラ』が、2025年10月17日(金)から10月26日(日)まで、東京・新国立劇場 オペラパレスにて上演される。

新国立劇場バレエ団が演じる名作『シンデレラ』

新国立劇場バレエ団の定番演目として、多くの観客に愛されている『シンデレラ』。音楽は、バレエ『ロメオとジュリエット』の音楽も手がけるセルゲイ・プロコフィエフによるもの。振り付けを手がけたのは、英国バレエの独自のスタイルを築いたフレデリック・アシュトンだ。

魔法のように幻想的なシーン

見どころは、豊かな音楽に乗せて繰り広げられる、魔法のように美しいシーンの数々。ドレス姿のシンデレラが舞踏会に登場し、夢心地な表情で階段を降りていく場面、大きなかぼちゃが魔法により輝く馬車へと変身するシーン、時計が12時を打つと同時にシンデレラの魔法がとける瞬間の驚くような仕掛け、さらに星空の下でシンデレラと王子を祝福するラストシーンなど、幻想的な演出が舞台を彩る。

チャーミングなシンデレラ＆コミカルな義理の姉たち

アシュトン版の『シンデレラ』で描かれるヒロイン・シンデレラは、母を亡くし、わがままな義理の姉たちに悩まされても優しさを失わない、前向きなキャラクターとして登場。第1幕でホウキを手に踊るソロは、その明るさとチャーミングさを感じさせる。

また、意地悪な義理の姉たちは、ひょうきんで憎めないコミカルなキャラクターとして描かれ、舞台を大いに沸かせる。

春夏秋冬を表現する妖精

シンデレラを導く妖精たちの存在も見逃せないポイント。魔法使いのおばあさんは、本作では美しい仙女の姿で現れる。また、妖精たちは春夏秋冬を表現しており、気だるくて夢みがちな夏の精、氷のように冷たく煌めく冬の精など、音楽とともにそれぞれの季節をイメージした踊りを繰り広げていく。

シンデレラ＆王子役に実力者たちが抜擢

なお本公演では、シンデレラ役を、小野絢子や米沢唯、木村優里、柴山紗帆ら、新国立劇場バレエ団の最高位であるプリンシパルたちが担当。王子役には、英国ロイヤルバレエのプリンシパルであるワディム・ムンタギロフがゲスト出演するほか、井澤駿や速水渉悟、渡邊峻郁などが名を連ねている。演奏は、東京フィルハーモニー交響楽団が務める。

【詳細】
新国立劇場バレエ団『シンデレラ』
日程・開演時間：2025年10月17日(金) 18:30、18日(土) 13:00/18:00、19日(日) 13:00/18:00、21日(火)
18:30、22日(水) 14:00、23日(木) 13:00、24日(金) 18:30、25日(土) 13:00/18:00、26日(日) 14:00
※開場は開演45分前。
会場：新国立劇場 オペラパレス
住所：東京都渋谷区本町1-1-1
振付：フレデリック・アシュトン
音楽：セルゲイ・プロコフィエフ
演奏：東京フィルハーモニー交響楽団
上演時間：約2時間35分(休憩含む)

■チケット情報
発売日：2025年8月16日(土) 10:00〜
チケット料金：S席 14,850円、A席 12,650円、B席 9,350円、C席 6,050円、D席 4,950円、Z席 1,650円
販売方法：新国立劇場Webボックスオフィス、チケットぴあ(Pコード：533-158)、イープラス、ローソンチケット(Lコード：36894)
※Z席は、公演当日10:00より、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売(1人1枚まで)。先着販売後、残席がある場合は、開演2時間前からボックスオフィス窓口でも販売。電話での予約は不可。
※クラブ・ジ・アトレ会員は、先行販売期間は上記料金の10%オフ、一般発売以降は5％オフ。

【問い合わせ先】
新国立劇場ボックスオフィス
TEL：03-5352-9999(10:00～18:00)