イータリー(EATALY)のグルメイベント「テイスト オブ イタリー(Taste of Italy) - パスタで旅する、万博からの贈り物」が、2025年7月10日(木)から8月31日(日)まで、イータリー全店で開催される。
本場のイタリアンが楽しめるレストラン・イータリーで、郷土料理をテーマにしたキャンペーンが行われる。20の州からなるイタリアは、エリアごとに異なる“地元の味”に出会える美食の宝庫。期間中は「パスタで旅する」をテーマに、5つのご当地パスタを揃え、その土地ならではの味を提供する。
メニューは、大阪・関西万博のイタリア館からピックアップ。万博一番人気と言われるイタリア館のレストランでは、イータリー運営のもと、イタリアの郷土料理を週替わりで提供している。万博メニューの中から、バカンス・海などをキーワードに、夏にぴったりな5つのパスタ料理を厳選して提供する。万博の思い出に浸りながら、また行きたいと万博を夢見て味わうのも楽しそうだ。
首都ローマのあるラツィオ州からは、イタリアでも不動の人気を誇るカルボナーラが登場。「リガトーニ」と呼ばれる筒状のショートパスタを使い、ローマの味を再現する。生クリームは加えず、材料は卵、チーズ、そしてベーコンのような加工肉グアンチャーレとシンプルなもののみ。
筋の入った「リガトーニ」パスタはソースとの絡みが良く、しっかりとした噛みごたえで満足感もピカイチだ。
イタリアの地図でちょうど“かかと”部分にあたる、南イタリア・プーリア州。オリーブオイル、ワイン、トマトなどTHE イタリアな美味しい食材が豊富で、美食家からも人気が高いエリアだ。ここのご当地メニューは“小さな耳”のような形のショートパスタ「オレッキエッテ」。
今回は、フルーツのように甘いイエローダッテリーノトマトを使い、ストラッチャテッラチーズをトッピング。ブッラータの“中身だけ”を使った贅沢チーズは、濃厚なミルク感が楽しめる。
ナポリやアマルフィなど観光名所の多いカンパニア州。魚介やモッツァレラチーズなどが名産品で、トマトがおいしいエリアとしても知られる。今回はカンパニア州特産のトマトを使って、イタリアの“マンマの味”「ニョッキ」をアレンジ。
凝縮した甘味のある小粒トマト・ダッテリーノのソースと絡めて、ダイス状にカットしたチーズをプラスした。チーズがとろ~っととろけた頃が食べ頃で、じゃがいもを練り込んだもちもちのニョッキと合わせると、口いっぱいに幸せな味が広がる。