阿嘉港と集落のすぐ脇にある“いちばん身近な海”が前浜ビーチ。集落から徒歩数分で気軽にアクセスできる。島の日常感を感じられる気軽さがポイントで”ちょい寄り”的な立ち位置。
阿嘉〜慶留間エリアでにあるダイナミックな岩石。シーロードの途中に突如巨大な岩が登場するので迫力がある。岩にはところどころ岩脈が入っており、縞模様のコントラストが特徴的だ。
阿嘉港前の広場に立つ、実在した犬「シロ」を讃えるモニュメントは港のアイコン的存在だ。映画『マリリンに逢いたい』(1988)の題材となった犬で、ガールフレンドのマリリンに会うため、阿嘉島から座間味島まで約3キロの海を泳いで渡ったという感動エピソードをベースに映画が制作された。愛情や絆のスポットとして愛される。海を挟んだ座間味島には、シロが泳いでくるのを待っている「マリリンの像」がある。
共通:那覇⇔阿嘉・座間味の基本ルート
発着:那覇「泊港(とまりん)」。
航路:
・泊港⇔阿嘉・座間味
【便数の目安】高速船は原則として1〜2往復/日、フェリーは1往復/日が基本。夏季や連休には増便やダイヤ変更が行われる場合がある。
【要注意】
繁忙期は、
・朝早くの那覇(泊港)⇒慶良間(座間味or渡嘉敷)
・夕方・最終の慶良間(座間味or渡嘉敷)⇒那覇(泊港)
の予約が非常に困難であること。直前だとほぼ予約できない。
■那覇⇔阿嘉島への航路
・高速船「クイーンざまみ3」:所要時間は約50分。
・フェリー「フェリーざまみ」:所要時間は約90分。
【アクセス・便数(季節により変動あり)】
「クイーンざまみ3」は通年で9:00発の朝便が運航され、季節や日程により午後便が追加されるダイヤが一般的。
「フェリーざまみ」は1便/日が基本で、所要時間は約90分。夏季は17:00〜18:00頃に那覇へ戻るダイヤが多く、冬季は14:00台と早まることがあるため、日帰りを予定している場合は要確認。
■島内での移動
村営バス:港↔古座間味/阿真などを結ぶ2系統。島内にタクシーはない。レンタサイクル・原付バイクが一般的。
レンタカーは基本的に無し、バイクも台数が少なく、特に直前だと自転車でさえ借りれず徒歩での移動となってしまうことが多く、予約は早めに済ませよう。
※港⇔ホテルは宿泊施設が送迎してくれることが多い。
■島間の移動
慶良間諸島内を小型船「みつしま」が運航。
阿嘉↔座間味が常時運行で、渡嘉敷(阿波連)へは予約が入った時だけ運航する。ただし、基本的に渡嘉敷(阿波連)⇔座間味・阿嘉も朝と夕方に運航しており、前日17時までに予約さえすれば移動ができる。料金は1050円。
阿嘉島の宿は民宿が中心で、客室数には限りがある。特に夏季や連休などの繁忙期は満室になることが多く、早めの予約が必須。宿泊施設だけでなく、もともと飲食店が少なく飲食店の確保も難しくなる可能性大。宿泊の民宿であらかじめ用意してもらうのが良い。