ディガウェル(DIGAWEL)の2025年春夏コレクションを紹介。テーマは「オフィス(office)」。
近年、在宅で仕事を行う“WFH(WORK from home)”が増加し、オフィス空間にはプライベートな空間が拡大。ワークとライフのバランスが見直され、人々の仕事に対する意識の変化も見られている。今季のディガウェルでは、そんなアップデートされたワークライフバランスに着目し、「オフィスウェア パワード by ディガウェル(officeware powered by DIGAWEL)」を主軸に、新たなバランス感覚で楽しめるルックを展開する。
ビジネスパーソンのスタイルといえば、シャツにネクタイ、ジャケットを合わせたスーツルック。今シーズンのディガウェルでは、リラックス感のあるシルエットのスラックスやハーフパンツに、テーラードジャケットの代わりにスポーティーなウィンドブレーカーを合わせたスタイルを提案。より肩の力を抜けるような、ワークとライフのほどよい距離感を探った着こなしとなっている。
シルエットは総じて、ブランドらしくゆったりとしている。Tシャツやハンティングジャケット、生地のシワ感が特徴のハーフジップフーディーなどはオーバーなサイズ感、スラックスやジーンズ、ハーフパンツはワイドに仕上げることで、かっちりとしたワークに寄りすぎない自由な空気感をもたらした。
シャツにあしらった、ハートモチーフのデザインも要チェック。美術史家のロジカ・パーカーによる著書「The Suvbersive Stitch」にインスピレーションを得ており、タイトル名を引用してデザインに取り入れた。真っ赤なプリントや、カラフルな糸が絡まるようにしてハートを模った刺繍が、文字通りハートフルな雰囲気をプラスした。
今季は、ミンナノ(MIN-NANO)とのコラボレーションも実施。インラインで展開しているモデルをベースに、よりオーバーサイズでアレンジしたストライプシャツやバギーショーツ、ワークショーツが登場する。