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映画『イノセンツ』北欧発サイキック・スリラー - 子供の遊びが生む狂気、大友克洋『童夢』にオマージュ

北欧発のサイキック・スリラー映画『イノセンツ』が、2023年7月28日(金)より、新宿ピカデリーほかにて全国公開される。

北欧発サイキック・スリラー

©Mer Film
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映画『イノセンツ』は、エスキル・フォクトによるサイキック・スリラー映画。『ミッドサマー』『ハッチング―孵化―』『LAMB/ラム』など、公開される度に話題を呼んだ北欧スリラー映画の数々に続き、『イノセンツ』もまた唯一無二の美しくも不気味な世界観を味わえる映画となっている。第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品された他、世界の映画賞では多数受賞を果たすなど、高い評価を受けた。

監督はエスキル・フォクト

映画『イノセンツ』の監督を務めたのは、『母の残像』『テルマ』『わたしは最悪。』にてヨアキム・トリアー監督の右腕として共同脚本を手掛けたエスキル・フォクト。『わたしは最悪。』では、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた経歴を持つ。尚、エスキル・フォクトの手掛けた映画が日本で劇場公開されるのは初となる。

大友克洋『童夢』にオマージュ、子供の無邪気な遊びが狂気に

©Mer Film
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物語は、大友克洋の『童夢』にオマージュ。郊外の住宅団地を舞台に、夏休みに友達になった4人の子供たちの隠れた力の目覚めを描く。子供たちは新しい力を試すため、無邪気に遊んでいたが、徐々に奇妙な出来事が起こり始めるのだった。無垢な子どもたちの目に映るのは、無邪気さか?それとも狂気か?

©Mer Film
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尚、エスキル・フォクトは着想源となった『童夢』について、「大友監督の世界は非常にリアルでありながら、スタイリッシュ。作品作りにおいて非常にインスピレーションを得ました」とコメントを寄せている。

映画『イノセンツ』登場人物

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イーダ
9歳の少女。両親と、姉・アナとともに、緑豊かな郊外の団地に引っ越してきた。

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ベン
イーダと同じ団地の別棟に住む少年。心の中で念じただけで、小石などの物体を動かすことができる特殊な能力を持っている。

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アナ
イーダの姉。重い自閉症があり、言葉をまったく話すことができない。

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アイシャ

Photos(17枚)

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