![fashionpress[ファッションプレス]](/img/common/logo_0119_1928.svg){kind=logo}
「ハリー・ポッター」のスタジオツアー施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 -メイキング・オブ ハリー・ポッター(以下：スタジオツアー東京)」が、2023年6月16日(金)に開業する。
「ハリー・ポッター」のスタジオツアー施設「スタジオツアー東京」は、これまでにない体験型エンターテインメント施設。施設内には、2021年にシリーズ第1作目の映画『ハリー・ポッターと賢者の石』公開から20周年を迎えた「ハリー・ポッター」シリーズと、その魔法の世界が引き継がれた、映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズ、2つの映画シリーズの世界観をより深く知るための特別な仕掛けが用意される。
「スタジオツアー東京」では、基本的に屋内でのセット展示がほとんどだが、屋外にあるバックロットにも、映画シリーズファンにはお馴染みの映画セットが用意されている。
本記事ではバックロットに着目し、実際に歩き回り、まるで映画の世界に飛び込んだかのような気分を味わえる様々な映画セットを紹介する。
ハリーは自分のことを魔法使いとは知らずに、マグルとして育った。11歳の誕生日にハグリッドがハリーのもとを訪れるまで過ごしたのが、プリベット通り4番地に佇む「ダーズリー家」である。「ダーズリー家」は、バックロットに1棟まるごと建てられ、実際に家の中に入り悪趣味なソファなどのインテリアに溢れるリビングやキッチンを見ることができる。
また、「ダーズリー家」でどのように撮影が行われたのかなどの写真や説明パネルも展示されるため、合わせて要チェックだ。
ダーズリー家でのけ者にされていたハリーにあてがわれていたのは、階段下の小さな物置。そんなハリーの部屋が再現され、実際に中の様子を覗き見ることが可能だ。狭いスペースに設えられたベッドや、ベッド上の棚に置かれたフィギュアなど、ハリーにとっては苦い思い出の場かもしれないが、ファンにとっては心くすぐられる空間となっている。
ちなみに、ハリーの住所は「The Cupboard under the Stairs, 4 Privet Drive, Little Whinging SURREY」。
「ダーズリー家」のリビングやダイニングでは、映画の中で印象的なワンシーンを再現。リビングでは、ホグワーツからの手紙が大量に届き、部屋の中で舞う様子を表した。ハリーが大喜びで手紙を掴もうとするシーンが思い浮かぶ。
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』冒頭で、マージおばさんことマージョリー・ダーズリーが魔法によって風船のように膨らんでしまったシーンも再現。身体が浮き、その光景を見て驚くダドリーや、バーノンおじさん、ペチュニアおばさんのマネキンも展示されている。
「ダーズリー家」の目の前には、ハグリッドの愛車である空飛ぶバイクを展示。サイドカー付きのライトブルーの車体が特徴で、もともとはシリウス・ブラックが貸してくれたものだそう。
『ハリー・ポッターと賢者の石』で生き残った赤ちゃんのハリーをプリベット通り4番地まで送り届けるシーンや、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』でヴォルデモートや死喰い人たちからの追撃されたシーンなどに登場した。
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で、ハリーをホグワーツに行かせないようドビーに監禁されていたハリー。そんなハリーを連れ出すべく、ロン、フレッドとジョージの3人が使用したのが、空飛ぶ車フォード・アングリアである。
バックロットでは、実際に空飛ぶフォード・アングリアに乗車し、写真撮影をすることが可能だ。
