物語の舞台となる緊迫感漲る法廷だ。若き女性作家ラマは、ある裁判を傍聴する。被告は、生後15ヶ月の幼い娘を殺害した罪に問われた女性ロランス。セネガルからフランスに留学し、完璧な美しいフランス語を話す彼女は、本当に我が子を殺したのか?
2022 年ヴェネチア国際映画祭では銀獅⼦賞(審査員⼤賞)など2冠。フランスのセザール賞では最優秀新⼈監督賞を受賞した『サントメール ある被告』。裁判シーンは、実際の記録をそのままセリフに使⽤したという。