美術館「ヨックモックミュージアム」が南青山に、世界有数のピカソのセラミック(陶器)コレクション展示
2020.10.25(日) オープン
ヨックモックミュージアムは、東京・南青山にある、ピカソのセラミック作品を中心に紹介する美術館。セラミックとは、粘土などを焼いてつくる焼き物のこと。皿や壺の形を生かした作品から、ピカソの自由な発想に触れられる。30年以上かけて集めた500点を超える作品・資料をもとに、展覧会ごとに異なるテーマでコレクションを紹介。館内では、手を動かして作品をつくるアートセッションも開催している。鑑賞の合間には、カフェで小さな菓子を味わうひとときも楽しめる。
皿の丸みや壺の輪郭を生かし、鳥や動物、顔などを表したセラミック作品。器の形と絵付けを組み合わせた、立体ならではの表現に注目したい。コレクションの中心は、ピカソの許可のもと、厳重に管理された工程で複数制作された「エディション」と呼ばれる作品だ。
「ワイエムアートセッション」は、五感を使いながら自由に作品をつくるプログラム。上手・下手よりも、制作の過程やそれぞれの表現を大切にしている。作品についてスタッフや参加者と話す「ピカソ de トーク」では、自分が感じたことを言葉にしながら、ほかの人の見方にも触れられる。
カフェの名前は、ピカソがセラミック制作に取り組んだ南フランスの町に由来する。ひとつまみサイズの小さな菓子「ミニャルディーズ」を味わえるほか、美術書を揃えたライブラリーも備える。飲み物と焼菓子にクラフトキットを組み合わせたメニューでは、お茶とともにものづくりを楽しめる。