モンクレール(MONCLER)は、藤原ヒロシがデザインする「7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ(7 Moncler Fragment Hiroshi Fujiwara)」の2019-20年秋冬コレクションを、ミラノ・ファッション・ウィーク1日目の2019年2月20日(水)にプレゼンテーション形式で発表した。
モンクレールが錚々たるクリエイターを迎えて発表するプロジェクト「モンクレール ジーニアス」の一環として展開されるもので、7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラは、2018年秋冬、2019年春夏に次ぐ3シーズン目を迎える。
今季のテーマは“メトロポリタンクロスオーバー”。ヴィンテージやミリタリー、テクニカルなど様々な要素を融合したピースを展開していく。
今季のクリエーションの中でも注目は、藤原ヒロシとポケモンによる合同プロジェクト「サンダーボルト プロジェクト(THUNDERBOLT PROJECT)」から登場するピカチュウとのコラボレーションアイテムだろう。フード付きのダウンジャケットには、ピカチュウの顔や、フラグメントのロゴ、モンクレールのロゴパッチをデフォルメしたモチーフを散りばめている。フーディーには、胸元にピカチュウを配し、アームにロゴを走らせている。
その他には、ミリタリーなフライトジャケットやモッズコート、ビビットカラーに彩られたスポーティーなダウンジャケットが登場。ボトムスにはチノパンツやデニムパンツなどが揃う。
アイテムそのものは機能的でベーシックな作りながら、個性的な表情がもたらされているのは、大胆なレタリングやミステリアスなスローガンのおかげ。こういった表現をバックスタイルにのせるアプローチも引き続き健在で、前述のフライトジャケットには"NEWS"の文字を、オレンジのダウンジャケットには"MONCLER&FRAGMENT"の文字を大胆に掲げた。
また、"MONCLER" "FRAGMENT"の文字を配したトートバッグや、モンクレール ジーニアスのロゴをあしらったバックパック、モノトーンのポーチやカラフルなニットキャップといった小物類も披露された。