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2012年6月23日、ニール バレット(Neil Barrett)が2013年春夏コレクションをミラノメンズファッションウィークで発表した。テーマは「Athleticism(運動競技)」。フットボールやクリケットをイメージしたレザーアイテムや、バスケットボールのユニフォームのようなショーツ、またベースボールジャージーのようなカットを施したシャツなど、スポーツウェアを再構築した、着心地のよいウェアを披露した。
素材は、ソフトでしなやかなシルクやレーヨン、ヴィスコースツイルなどを贅沢に使い、美しいラインを生み出している。ポプリンシャツ地のブレザーやショーツはもちろん、ポニースキンやレザーのアイテムも極軽量に仕上げられ、裏地もない。アームは細く、ボディはコクーンシルエットに仕上げられている。
イヴニングスタイルにも、フォーマルとカジュアルが融合。構築的なショルダーのコットンリネンのタキシードは、繊細な輝きを放つソフトレーヨンのタンクトップを組み合わせた。
アクセサリーにもスポーツの要素を取り入れて、バッグパックも大きめ、シューズも厚めのソールがタフな存在感をプラス。大人のスポーツカジュアルを、さらりとエレガントに着こなして見せたのが印象に残る。
